このサイトについて

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言葉をたくさん知っていると、書くことも話すことも自由自在です。
それはとっても楽しくて気分のいいことです。
自分の思いや考えを的確に伝えられるようになるので、仕事も人間関係もきっとうまくいきます。

当サイト「言葉力アップグレード」では、文章の書き方・話し方をレベルアップし、
「素敵!!」「デキる!!」「頭いいね!!」
と言われるようになっていくための知恵と情報を提供しています。

当サイトの筆者・安藤智子はライター歴30年のプロフェッショナルライターです。
広告コピーライト・雑誌記事の取材と執筆・書籍原稿代筆など、幅広い分野で文章を書く仕事に携わり、手がけた書籍は100冊を越えます。

小説も書いています。

商業出版した自著は『言いたいことが伝わる 上手な文章の書き方』(秀和システム刊)です。
ご興味のある方はぜひご購読ください。

全国の書店&オンライン書店にて販売中!

安藤智子Amazon著者ページ→

●人は見た目が9割!?

「人を見かけで判断してはいけない。大事なのは中身だ」

という人がいます。

そのいっぽうで、

「中身よりも外見が大事だ」

という声もあります。
人の印象を決定づけるものは顔かたちや服装、声や話し方であり、その雰囲気の良し悪しで人柄まで判断されるうえ、仕事や人間関係に多大な影響を及ぼすというのです。

あなたはどちらの意見に共感しますか。

私は、どちらかというと後者の意見に賛成です。

会った瞬間、ぱっと見の印象で「好き/嫌い」を決めていたり、仕事の能力を推し量ったり、恋愛の対象となるかどうかをジャッジしたり、あるいはされたりというのは、誰もが日常的に経験していることでしょう。

●ネットの世界では、「外見=文章」

メール、ブログ、フェイスブック、ツイッターといったネットコミュニケーションは、基本的に非対面型コミュニケーションで成り立っているので、どんな顔でどんな服装をしているかが問われることはほとんどありません。

プロフィール写真に目がいくこともありますが、それはあくまでも参考材料です。

ネットの世界では、「外見」「声」「話し方」に相当するものは文章です。

外見よりも言葉のほうが、訴えかける力は強いのです。

私たちは、言葉を通じて意思疎通をはかると共に、お互いの人柄や相性を読みとり合っています。

ちょっとした一言で、「好き/嫌い」の感情が左右されることもあります。

●ごく短い文からも、人柄が伝わる

メール、ブログ、SNSと、日常的に文を書いて発信する機会が増えています。

書くことがあまり得意でなく、好きでもない人にとって、やっかいな時代になったといえるでしょう。

「昔から作文は苦手だったから、SNSはいつも簡単な言葉しか載せない。代わりに写真をたくさんアップしている」

という方も少なからずいらっしゃいます。
文章ではなく、写真で勝負しようということですね。

しかし、せっかく良い写真を掲載しても、そこに添えられた一言が読みにくいものならば、とたんにイメージダウンです。

●ブスな文章は、見るのも嫌

「おいしいの食べれて超うれぴかったっていう感じ?」

たとえばSNSに上記のような文があったとして、あなたはどう感じますか。

「なんとなく、ばかっぽい」
「大人の品格が感じられない」
「写真を見ればわかるのに、ほかに言うことなかったのか」
「おいしいの、じゃなくて、おいしいもの、でしょう」
「食べれて、ではなく、食べられて、でしょう」
「超とか、うれびいとかっていう言い方、もう古いよねえ」

などなど、文句をつけようと思えばいくらでもつけられそうです。

「ホテルの朝のバイキングのオムレツがゲロマズで、味がまずくて死にそう」

↑なんていうのは、どうですか。

文そのものはそれほど長くないのに、「の」が何度も使われているので、くどい感じがしませんか。

「味がまずくて」というのも、変な表現です。

「ゲロマズ」に至っては、読むだけで腹が立ちませんか。

たとえ文章は稚拙でも、「そうか、うれしかったのか」と喜びが伝わってくるならいいのです。

しかし、ダメージが伝染しそうな文に出くわすと、「見なきゃよかった。今後は避けて通ろう」ということになっていくでしょう。

●文章が「あなたのイメージ」をつくる

美しく整った文章を読むと、「これを書いた人はきっと素敵な人だろう。頭も良さそうだ」と好い印象をいだきます。

相手が女性だとわかっている場合は、「書くものと同じように顔立ちも整っているに違いない」と勝手に想像をふくらませ、「美人イメージ」をつくりあげてしまいます。

相手が男性の場合も、「誠実でやさしくて、考え方も行動もしっかりした人、仕事がデキる人」と、好いイメージが固まっていきます。

こうしてイメージが脳に刻まれると、いずれお目にかかったとき、実際の少なくとも3割は底上げされて見えます。

期待したほどの美男美女でなかったとしても、「わりといい感じ」と好意的に解釈してしまうのです。

想像していたイメージに近い雰囲気であれば、「やっぱり思っていたとおりの素敵な人だ」と、うれしくなります。

自分の見立てに狂いがなかったことがうれしいのです。

つい点が甘くなり、10割底上げ、つまり実物の2倍も魅力的に感じることさえあり得ます。

●知性、感性、品性は文章ににじみ出る

本当は頭が良くて素敵な人であっても、文章から受ける印象が悪ければ、たいしたことがないように感じてしまうでしょう。

「文章が下手」「言うことがつまらない」「頭悪いんじゃないの」

そう思われているとしたら、どうしましょう。

私などショックのあまり、しばらく寝込んでしまいそうです。
(現に三日寝込んだことがあります)

「読んだ人の勝手な解釈に過ぎないのだから気にするな。本当の私は違うのだ」

と自分を納得させようとしても、できません。

人にそう思わせるだけの理由がある、と薄々気づいているからです。

知性、感性、品性は文章ににじみ出ます。

顔かたちや着るものをどう繕ったところで、文章から窺い知れるものは隠しようがなく、読み手に確実に伝わります。

●人に好かれたいなら、過度の遠慮は禁物

仕事の連絡は別として、プライベートでネットに書き込むとき、私の頭を占めているのは、

「わかってもらいたい」
「好かれたい」

という思いです。

その思いを叶えるには、どうすればいいかというと──

1 「親しみを感じさせる身近な話題を取り上げよう」
2 「明るく楽しい口調で語りかけるように書こう」
3 「ネガティブな内容はポジティブに言い換えよう」
4 「相手の関心を惹くキーワードをちりばめよう」

ハウツー本の多くが、そう指南しています。
自分が書きたいことを書くのではなく、相手が読みたがっていることを推測して書くことが重要なのですね。

先述の4つのポイントをおさえれば、たしかに効果が期待できます。
相手の立場に立って考えることにより、どう書けばより読みやすく、説得力のある文章にすることができるかが、自ずと見えてくるからです。

その反面、「書くならこういうことを、こんなふうに書かなくては」と制限していると、いきいきとした感情が損なわれ、文章の精気まで衰えていくような気がします。

萎縮してしまって言いたいことも言えず、絶えず人の顔色を伺っているような、卑屈な印象の文になってしまう場合もあります。

必要以上に自分を抑制してはいけないのです。

相手を気遣うあまり、言葉を濁したり、当たり障りのないことだけ書いたりするのは、かえって失礼なことです。

読み手に対する配慮や遠慮も度が過ぎると、それは結局、人と人のつながりや、可能性の広がりを閉ざしてしまいます。

●人を惹きつけ、好かれる文章にしたい

「人を惹きつける文章」「好かれる文章」にしたいと望むなら、礼儀をわきまえつつ、自分が感じていることや考えていることをできるだけ「明快に」、「わかりやすく」書くことが何よりも大事なのだと思います。

では、どうすれば「明快に」「わかりやすく」書くことができるか、です。

何を伝えようとしているのか、まずは本人がしっかりと把握しなければなりません。

言葉を使うことにより、気分や感情をありありと掴むことができます。

また、言葉を使うことにより、考えをまとめることができます。

とらえどころのない気分や感情、まだ形の定かでない思考といったものに輪郭を与え、明快にしましょう。

その時々の自分の感覚、感情、考えを表すのに最もふさわしい言葉を探し、言葉で文を組み立てていくのです。

「うれしい」とか「ムカつく」とかいう一語にも、その裏側に何通りもの思いや意味が隠れています。
それを引っ張り出しましょう。

文章術の極意は、「言葉を的確に使って考えを組み立て、文章を組み立てる」ことです。

●目指すは、明快で、わかりやすい文章を書くこと

言葉の選び方が粗いと、文全体がごつごつした印象になります。

言葉を厳選し、あるべきところにあるべき言葉をぴたっとはめれば、「明快!わかりやすい!」と褒めてやりたい文になります。

しかし、これがなかなかむずかしいのです。

慎重に言葉を選び、順序よく組み立てたはずが、完成間際になって土台の歪みに気づくなんていうことがよくあります。

歪みに気づかず、そのまま突っ走ってしまうこともあります。

自分がどこをどう間違えたのか、案外気づかないものです。

人に間違いを指摘されて恥ずかしい思いをしても、時が経てばケロリと忘れ、また同じ過ちをおかしています。

●文章の病は、治るそばからぶり返す

自分の文章を、プロに添削してもらうというのは、ひとつの改善方法です。

ただ、そうすれば必ず文章が上達し、悪文と縁を切れるというわけではありません。

これまでに延べ100人以上の文章を添削してきた私の経験からいって、人は自分の間違いをなかなか認めようとしません。

誤字脱字や言い回しのおかしな点など、改善ポイントを指摘すると、その場は納得してくださるのですが、次回の原稿ではまたもや誤字や語句の誤用が散見され、相変わらず意味不明の文を書き連ねているという例が実に多いのです。

「文章の病はぶり返す」と心しておくのが賢明です。

そこで、当サイトの筆者・安藤智子は、文章術セミナー講師も務めています。

セミナーご参加の皆さんには、他人が書いた「ダメ文章」のリライトにチャレンジしていただきます。
何故そんなことをするかというと・・・
自分の欠点は見えにくいから、です。
人のふり見て我がふり直せ、でいくしかないからです。
リライトというのは、実際にやってみれば、すぐにコツが呑み込めます。
そして、他人のダメ文章をより良い文章にしようと頭を使っているうちに、いつしか筆力が向上しています。
難解な文章を一読ですっと理解できる文に書き換えることも、できるようになります。
そこまでくれば、病はもうぶり返しません。
自分の文章を直すことなど簡単にできるのはもちろんのこと、思いのままに言葉を操り、「読ませる」文章を綴ることが可能です。

●人のふり見て、我がふり直せ

最初から完璧な文章を書こうとする必要はないのです。

・考えをまとめてから書くのではなく、書きながら考える

・話題の転換点で改行をし、段落をつくる

・自分の論に自ら反論を加え、その反論にさらに反論してみる

・ひとりよがりの文章はNG

・読者が誤解せずにきちんと理解できるか、想像しながら書く

・書く、削る、並べ替える(論旨をまとめていく)

↑というような点を意識しながら、とりあえず書いてみて、推敲し、直したほうが良い箇所を直すことができるようになればいいのです。

最も大切なのは、「直す方法を知る」ことです。

直し方をマスターするには、他人が書いた「ダメ文章」をリライトすることが、とても有効です。

大事なことなので繰り返しますが、「人のふり見て、我がふり直せ」ですからね。

●言葉力のアップグレードをはかろう

当サイトが掲載している記事のほとんどには、あえて「ダメ文章」を数多く登場させています。

そのダメな点を「直す以前」と「直した後」の比較ができるようになっています。

読者の皆さんが、「自分だったら、ここをこう直す」と考えながら読んでくださるといいなあ、と筆者・安藤智子は願っています。

筆者が理想のビジョンとしているのは、文章の書き方や話し方をレベルアップし、ひいては、そこに付随するさまざまな能力を高めていくことです。

読解力

記述力

思考力

論理力

表現力

伝達力

説得力

交渉力

こうしたさまざまな能力が高まるにつれ、人としての魅力も増していくはずです。

言葉の力で人生を切り拓いていきましょう!!

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投稿日:2017年3月22日 更新日:

執筆者:

言葉をたくさん知っていると、話すのも書くのも自由自在。頭を整理しながら自分の思いや考えを的確に伝えられるので、いつも気分よく過ごせます。仕事や人間関係にきっと良い影響があるでしょう!!

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