コロケーション

罪を贖(あがな)う?罪を償(つぐな)う? 反省している人のすることはどっち?

投稿日:2018年11月27日 更新日:

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皆さん、「コロケーション」って何のことだかご存じですか?
コロッケのことでもなければ、立地のことでもありませんよ。

コロケーションとは「連語」のこと。
つまり、語と語が自然につながり、結びついていることです。

コロケーションを使う上でのルールはただ1つ。
「昔から言い習わしてきたとおりに従う」ということだけです。

たとえば、「罪を贖(あがな)う」「罪を償(つぐな)う」などもコロケーションですが、この2つの意味と違いを理解していますか。

罪を贖(あがな)う=罪を許してもらうために金品など、代わりのものを差し出して償(つぐな)うこと
罪を償(つぐな)う=犯した罪の埋め合わせをすること

本来の意味を知らずに、または誤解して、微妙にズレた言い方をすると、「あの人は教養がない。言葉の使い方を知らない」と笑われてしまいそう。

人前で恥をかくことのないようにしたいものですね。
それには、耳で覚え、目で覚えるしかありません。

このブログでは、日常よく使われるコロケーションを紹介しています。
あなたがこれまで知らずにいた言い回しがきっと見つかるでしょう。
そして、読めば読むほど、「そうか、こういうときはこう言えばよかったのか〜」と新たな発見が増していくと思います。

コロケーションに親しみ、言葉の世界を広げて、表現力を高めてください。
その場の状況に応じて、タイミングよく使っていけるとよいですね。

●「ツ」で始まる言葉のコロケーション


追憶に→ふける

追随を→許さない

通じが→いい・悪い

通じが→早い=他人の気持ちや考えを素早く理解すること

痛棒(つうぼう)を→食らわす=ひどく叱りつけること

痛痒(つうよう)を→感じない=まったく苦痛にならないこと

杖とも→柱とも=非常に頼りにすることのたとえ

杖を→曳(ひ)く=これといった目的もなく、ぶらぶら歩くこと

使い出が→ある・ない

使い物に→する=儀礼的な贈り物にすること

使い物に→ならない=役に立たないこと

つかえが→下りる

付きが→回る=運が向いてくること

付きに→見放される

月が→改まる
月が変わる、とも言います

月が→欠ける

月が→満ちる

月を→越す

月を→跨(また)ぐ

付き合いが→広い

付き合いが→深い・浅い

月日が→経つ
月日が流れる、とも言います

憑き物が→落ちたよう

机を→並べる=学校や職場などで、ともに勉強したり働いたりすること

付けが→利く

付けが→溜まる

付けが→回る=無理をしたり悪事を働いたりしたことの報いがあらわれること

都合が→いい・悪い

都合を→つける

辻褄(つじつま)が→合う・合わない

土が→つく=相撲で負けること

土に→なる=死ぬこと

土を→踏む=その場所に来る・到着すること

伝(つて)を→たどる
「伝」は「伝手」とも書きます

伝(つて)を→求める

角(つの)を→折る=強情な態度を改めること
我を折る、とも言います

角(つの)を→出す=女性が嫉妬すること
角を生やす、とも言います

唾(つば)を→付けておく=他人に取られないように、あらかじめ手を打っておくこと

粒が→揃う

潰(つぶ)しが→効く=本来の職を離れても、別の仕事でやっていく能力が十分にあること

壺(つぼ)に→嵌(は)まる

壺を→押さえる

壺を→振る=博打で、サイコロが入った壺皿を振ること

蕾(つぼみ)が→ほころぶ

蕾の→花を散らす=前途有望な人を若くして死なせたり、その才能をつぶしてしまうこと
蕾を散らす、とも言います

褄(つま)を→取る=着物の褄を手で持ち上げて歩くこと、転じて、芸者になること

爪弾き(つまはじき)に→あう=のけ者扱いにされること
爪弾きにされる、とも言います

罪が→ない

罪が→深い

罪な→ことをする

罪に→問われる

罪を→贖(あがな)う=罪を許してもらうために金品など、代わりのものを差し出して償(つぐな)うこと

罪を→かぶる

罪を→着せる

罪を→償(つぐな)う=犯した罪の埋め合わせをすること

罪を→なすりつける

旋毛(つむじ)を→曲げる
臍(へそ)を曲げる、とも言います

爪を→研(と)ぐ=獲物を捕らえるために待ち構えること、野心を遂げるための機会を待つこと

詰めが→甘い

爪痕(つめあと)を→残す

冷たく→する

冷たく→なる

冷たい→目で見る

詰め腹(つめばら)を→切らせる=無理に辞職させること、強制的に責任をとらせること

梅雨(つゆ)が→明ける

梅雨(つや)に→入る

露(つゆ)と→消える=はかなく消えること

露(つゆ)を→置く=物の表面に水滴がつくこと
露を結ぶ、とも言います

面(つら)の皮が→厚い=あつかましい、図々しいこと

面(つら)の皮を→剥(は)ぐ=あつかましい人に恥をかかせること

釣り合いを→保つ

釣り合いを→とる

釣り糸を→垂れる

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●まとめの一言

日本語には数多くのコロケーションがあります。
言葉の文化が豊かだということですね。

●通じが早い=他人の気持ちや考えを素早く理解すること

●痛棒(つうぼう)を食らわす=ひどく叱りつけること

●杖とも柱とも=非常に頼りにすることのたとえ

●杖を曳(ひ)く=これといった目的もなく、ぶらぶら歩くこと

●褄(つま)を取る=着物の褄を手で持ち上げて歩くこと、または、芸者になること

●詰め腹(つめばら)を切らせる=無理に辞職させること、強制的に責任をとらせること

↑私はこの6つを今回初めて知りました。

●面(つら)の皮を剥(は)ぐ=あつかましい人に恥をかかせること

↑私はこれを「正体を隠している人の秘密を暴く」ことだと勘違いしていたので、正確に知ることができたのは幸いでした。

言葉の世界は奥が深いので、興味は尽きません。
言葉をたくさん知れば知るほど、話すのも書くのも自由自在になっていきます。
頭を整理しながら自分の思いや考えを的確に伝えられるので、いつも気分よく過ごせます。
仕事や人間関係にきっと良い影響があるでしょう!!

あなたにとって、「これ覚えておこう!!」と思うコロケーションはいくつありましたか?

関連記事→手が切れるような1万円札って、どんなお札?

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