彼女はT子、彼はK君。
ふたりは同じ高校の1学年違いで、15歳と16歳の出会いだった。
T子新入学の春が終わる前に、お互い好きになっていた。
それから2年後、K君が一足先に卒業した。
大学浪人生となったK君は、前ほどT子に構わなくなった。
ひとりでいるのがつらかったT子は、K君以外の男の子ともずいぶん仲良くした。
K君もまた、T子以外の女の子と仲良くすることがよくあった。
そんなふうにして45年の月日があった。
K君が61歳で病死するまで、ふたりの仲は途切れ途切れに続いた。
その45年のうち、最後の12年間に、ふたりはメールのやりとりをした。
それが膨大な交信記録となって、T子の手元に残っている。
交信のはじまりは2004年3月6日。
T子の名刺にメルアドが記載されており、それを捨てずに持っていたK君がアクセスしたのだった。
ふたりが言葉を交わすのは、数年ぶりだった。

【2004 March】
●K君──一昨年暮れ、気胸によって救急車で入院。
今また、2階より落下、左手首骨折。
病魔は貧乏がお好みのようだ。
貧乏とは、究極のハードボイルドなり。
そして、貧乏は人をして詩人となす。
昨年、朝日短歌佐々木幸綱選二席入賞。
網棚に 島耕作の出世知る 夜警帰りの 各駅停車
虫愛でる 姫のありしを 愛でる夜の 紅梅白梅 虫出ずる頃
………………………………
●T子──メールをいただきましたが、あなたはどなたでしょう。
短歌をつくる友人はひとりいますが、確信が持てません。
ともあれ、お身体お大事に。
………………………………
●K君──短歌を創る友人って……俺のこと?
いろいろあるんだよ。
♪人生いろいろ〜

●T子──私、あんただと確信しました。
ほんとに身体だいじょうぶなの。
仕事はどうよ?
もし単行本のゴーストライターやる気があるなら、紹介するよ。
私はここ数年、ある学者の専属ライターになって各社からベストセラーを連発してるんだ。
印税が入るっていいよお。
広告や雑誌の仕事は卒業したもん。
☆☆
そちらに紹介できるのは某編集プロダクションです。
私はそこの仕事はしないけどね。
ギャラその他の条件を確認しておきましょうか。
テレビのシナリオライターっていうのも2人いたな。
神経すりへるし低俗だけど、ギャラだけはいいらしい。
でも、そっち関係はすでに知り尽くしているだろうね。
☆☆
私はあんたに文才があるのを知ってる。
私もやっと自分の才能をつかめてきた。
近い将来、次のステージに進めるでしょう。
それでは、また。
くれぐれも身体を大切に。

●K君──是非、紹介頂きたく候。
なにしろ、骨折では派遣肉体労働もままならず。
左腕のありがたみを痛感。
shiftキーが打てない。
<『>が打てないのである。
☆☆
映画業界は、あいかわらず。
フリーランスの映画プロデユーサーなどほとんど失業者と同義語だし、転職を試みてもつぶしは効かず、煙たがれるのみ。
出資を求めれば詐欺師の後ろめたさがつきまとう。
確信犯的なプロの詐欺師にはなれない。
書きたいことはあるけれど、生活の前に集中できず。
フロッピーに記憶させるのみ。
☆☆
条件等一切なし。すべてまかせる。無報酬となっても。
結果がすべてでしょう。
K (夏島誠一郎・海士野 和・ジャック.海士野)

●T子──紹介する編集プロダクションのプロフィール
有限会社 ○○○○
代表取締役 ○○○○
【第1事務所】
豊島区○○○00-00○○コーポ000
TEL.00-000-0000
FAX.00-000-0000
e-mail 0000000@nifty.ne.jp
【第2事務所】
豊島区○○○00-00○○マンション000
☆☆
外部スタッフ約500名登録。
ビジネス書、実用書、旅本、味本、美容本、童話、紙芝居などさまざまなジャンルを手がける。
スポーツ新聞にサラリーマンものの連載欄多数持つ。
ライターが自分の企画を持ち込むケースもあり。
社長の○○さんは外出中にてつかまらず。
秘書に聞くと来週は手が空くそう。
我々より若いし、ギラギラしていてチト生意気な男だけど、一度会ってみることを勧める。
私がセッティングしますので、あらかじめ都合の悪い日を教えておいて。
尚、次のステップとして、○○社書籍部の編集長と雑誌部の編集者の方々に紹介することも検討中。

●K君──早速ありがとう。
何でもする。何でも書く。当方としてはの覚悟。
しかし海のものとも山のものともわからないのは不安ではないか。
不安のまま会うのは時間の無駄だし、失礼ではないかしら。
先方に対して何か資料は必要でしょうか。
すごく謙虚?
いや、そういう気はまわるのだけれど、実際に会うと空回りする場合が多いんだよな。昔から。
自分に対しても謙虚だから?
ま、少しは大人になったとは、思う。
人の5倍ぐらいゆっくりしたスピードで。
ある面では、5倍くらい早く老成もしてるけれど。
☆☆
T子サンの保証で充分なのでしょうか。
スケジュール当面ありません。
☆☆
本日、○○の三崎のフィルムコミッション関係のレポート終了。
明日から似非税理士として友人の確定申告書類を書く。
本物の税理士より実入りはよい。
なにしろ還付金額の1割が報酬なのだから。
☆☆
久しぶりに平静である。
そういう意味では、骨折も悪くない。
深夜の、早朝の、肉体労働から開放し、考えてみよということなのか。
なにしろ、頭から逆さまに落ちていったのだ。
状況が転換するのである。
ひっくり返るのである。
どんでん、返ったのである。
☆☆
今夜は、短歌でもやってみようかな
夏島誠一郎
*「何が夏島誠一郎よ?」って言って。「ジャック海士野でもいいよ」と返すから。

●T子──編プロ○○○○・○○氏との面談
先方の都合により以下の2択
16日(火)14時から
19日(金)11時から
16日にしておくよ。午後からのほうがいい。
ダメなら至急返信を。
私も初めて行くので場所がよくわからない。
当日13時に池袋駅南口出口改札で待合せしよう。
事前に打合わせをしておきたい。
携帯 000-0000-0000
☆☆
「その方は何を専門に書いていらっしゃる方でしょうか?」と問われたので、こう推薦してある。
「実はまだライターではありません。映画やテレビドラマの分野にプロデューサーとして長く携わってきました。ライターとしての実績がないので不安に思われるかもしれません。しかし、私から見て確かに文章力があります。仕事のカンやセンス、のみこみの早さという点でも問題なしと思います。雑誌や新聞の記事はもちろん、単行本のゴーストライトも十分こなせるでしょう。お手数でも一度会ってみていただけると幸いです」
私の保証だけで十分かといえば、もちろん十分ではない。
しかし、それ以外に何があるというのだ。
厳しいことを言うようだが、先方は活字になったもの以外は認めてくれないよ。
資料を持参するなら、映画パンフでも何でも、とにかく活字になったものを。
プロデューサー歴を示すものは、まああればいいという感じ。
出版の企画書があるなら、それもまあ手土産にはなる。
あと、名刺はもちろん忘れずに。
小さな仕事でもいいから、まず発注させることが大事。
実力を示すチャンスが必要なの。
焦らずに実績を築きましょう。
………………………………
●K君──了解しました
前日に確認のTELいれます。
それまでに、売りこみ(プロモーション)の方法・材料考えてみます。
400字10枚くらいのものを用意すればよいと思うのだが。
テーマ、何にしたらいいだろうか。
………………………………
●T子──私は企画立案する立場にないので、確たる指針がありません。
ですから、これは単なる感想と思って聞いてください。
会社が求めている企画とは、読者に実利を期待させるものじゃないだろうか。
こうすれば儲かる、遊べる、楽しめる、気持ちよくなれる、モテる、痩せる、キレイになる、健康になれる、人間関係がうまくいく、仕事で成功する、幸せになれる、といった類い。
名のある人、売れてる人に何か書かせるという企画も通りやすい。
その交渉力があるなら活用したほうがいい。
☆☆
1本4000字というのは、いかにも長い。かったるい。
小論文風のものを書いてはいけない。
(単なる感想のわりには断定的)
タイトル、梗概、企画意図をできるだけコンパクトにまとめ、何本か用意するほうが喜ばれると思う。
あとは口頭で、どんな分野も一生懸命に書くつもりだとアピールする。
特にこんな分野に強いというのも効く。
内容によって文章のタッチを変えられる、書き分けがきく、というのも強みになる。というか、ライターとしての第一条件かも。
☆☆
話は変わりますが。
○○社は知ってるでしょ。
○○○出版の頃から面白い会社だった。
サブカルチャーやフィールドワークに強くて、社会科学系の企画が得意だったように思う。
実は、あなたの場合、○○社に焦点を絞るのがいいと考えてる。
そのために編プロの仕事をして実績をつくるべきだと。
○○社書籍部の編集長・□□さんは、○○さんと組んで仕事をすることが多い。
もっぱら私が書いている先生の本を○○社から出す際も、いつもの流れで○○さんに担当させた。
でも□□さんは満足していない。彼を嫌っているのかも。今後はやはり私に書いてほしいと言ってきている。
○○社を意識した企画を用意していくのもいいよ。
でも、それは後からでも遅くない。直接持っていくことができるから。
私としては、○○社につなげるのを目標としたい。
☆☆
さっきライター仲間と話していて、ちょっと耳よりの情報を入手。
○○○○はけっこう開放的なシステムらしい。
ライター登録している人は300人くらいいて、登録料は無料。
同報(?)メールで仕事の情報が送られてきて、自分のやりたい仕事に名乗りを挙げるんだと。希望者が多い場合は会社が人選するんだろうけど。
ほかにも、ネットを利用したブレストを開催していて、ちょっとした企画アイディアや求められている情報ネタを提供すると、たとえ1本数百円単位でもきちんとギャラを支払ってくれるそう。
☆☆
1冊の単行本を複数のライターが共同で短期間に書き上げるのもザラだとか。
サブカル系の企画ものが多くて、資料提供はある場合もない場合も。
ない場合は自分で調べるんだけど、みんながやってるんだから、それほど難儀なことでもなさそう。
間口は広いという感じがしてきた。
気を楽にしよう。
………………………………
●K君──16日、13時池袋南口改札出たところ。
お願いします。
当方の携帯000-0000-0000

(後日)
●T子──先日はお世話になりました
携帯に着信履歴があったけど、特に用事じゃないですよね。
帰りがけに転んでキャッシュカードをなくしたと騒いだけど、ハンドバッグの中にありました。
タクシー代も手持ちの現金で足りました。
☆☆
今日、私が書いた初期の作品を送りました。
日曜日に着くそうです。
………………………………
●K君──翌日は、当然の如く二日酔いで、その次の日もまだ胃がむかむかしていて、年齢を痛感する。
それでも,大相撲が始まればテレビ桟敷で飲み始め、サッカーのアテネ決定勝利に美酒となる。
もう身体は飲めないのだが、気持ちが、飲む。
そうだ、プロフィールを送らねばと思い、新たなプロフィールを構想してしまう。
もはや、プロフィールではなくてヒストリー。
☆☆
ヨコスカの詠を送ってやろうと、フロッピーを引き出せば、自らの世界に惑溺してしまう唯我独尊のナルシストで夜が明ける。
☆☆
20世紀の終りに書いた、桑田啓佑とジョンレノンとクラプトンが出てくるアニメーションの企画書を、三崎の○○の<WEB撮影所>構想に送ろうと、音楽MIDIをハメかえていると、PCのコンフィグレーションの不具合もあり、朝になると徒労であったことが判明する。
やれやれ。
こいつ添付書類で送る。
かなり重いかもしれない。
………………………………
●T子──開けず。
添付ファイル、画像を作成したアプリケーションがないので開けません。
代替ソフトを使えばいいのだけど、私のMacは今、必要最小限のものしか搭載していない。
できれば文字情報だけください。
プロフィールはきちんとしたものを送ったほうがいいと思う。
最初が肝心。

●K君──本日、ベストセラー届く。
たった今、プロフィール送信完了。
御釈迦さんの手のひらの上。
熱いフライパンの上。
詠もどき、送る。
………………………………
●T子──よみ、よみました
多作、というか凄いエネルギーだね。
そうなんだよ、たくさん創るから底力がつく。
専門家はそこを見抜く。
だから受賞につながった。
笑える作が点在している。
悲哀よりも笑いのほうが胸を打つ。
国文学古典の素養があるのはわかる。
でも、「だから何?」と感じる箇所も多々。
特異な報道精神といおうか、妙なことに気づくものだと感心もする(社会派の作)。
そして、私はどこにもいない。
いづみさんは出てくるが。
私とうに思いは風化するもプライドだけは生きていたの巻。
がっくりきてばかりもいられない、気をとり直す。
☆☆
『ラピスラズリーの海』はいけるんじゃない?
手を入れれば小説になる。
七五調の会話文で成り立つ小説。
仮名草子、浮世草子あたりの直系か。
以前もそんな話をしたかもしれない。
ま、3巨人(芭蕉、近松、西鶴)に並ぶ傑作を書いちゃえば!
私は仮名垣魯文が好きですがね。
☆☆
今後、文書を送ってくださる際は、次の要領でお願いします。
WORDデータ、長いものは小分けにし、「テキスト文書」として保存(別名保存)、そのファイルを添付送信する。
ご面倒でしょうが、よろしく。

●K君──
>多作、というか凄いエネルギーだね。そうなんだよ、たくさん創るから底力がつく。専門家はそこを見抜く。だから受賞につながった。
↑映画という共同作業に疲れていた。自己表現として、というより、ほぼ絶望の中で、呟いたものだ。
それが<短歌>かどうかわからない。
<短歌>でなくてもいいと思う。
<孤独なさびしい虚空へ向けての啖呵>なのだ。
☆☆
>笑える作が点在している。
>悲哀よりも笑いのほうが胸を打つ。
↑<諧謔>という。
☆☆
>国文学古典の素養があるのはわかる。
>でも、「だから何?」と感じる箇所も多々。
↑<短歌>とは何か。ということを考えて、<模倣>をした。「だから何?」だった。
☆☆
ただ、<短歌>の精神性みたいなことは、感覚として薄々わかった気がする。
東国人の防人の読み人知らずの詠であり、さらに海人の詠である。
この列島が<国家>体系を成立する以前に、すでに<東国>に<海人>の<文化>があった。
文字なき時代である。
それを、<WA>と呼んだ。
<WA>とは、やがて<倭>という文字があてられ、さらに<和>という文字があてられた。
<大>をつけて<大和>となるが。
☆☆
<短歌>は<和歌>という。
洋に対しての<和>でないことは、もはや明白だ。
<漢>に対しての概念でもない。
もともとあった、すでに<和>は存在していた。
その詠を<和歌>と呼んだのだ。
そして、<和歌>という概念は普遍化し、<短歌>すべてを指すようになる。
さらに<和歌>は<東歌(あづまうた)>とも呼ばれた。
☆☆
統一国家権力が成立した頃、そのオーソリテイ−に微妙に距離感をもって対峙したのが<東>である。
すでに<東>には、集合<共同体>の意識が成立していたのだ。
また、<短歌><和歌><東歌>の中で、特に海人系のものを<天語歌>と呼ぶ。
<短歌>のなかに、大和朝廷成立以前の、原日本の魂を覚えるのである。
それを、<まほろば>と言うが。
☆☆
<WA>とは何か。
<AWA><AHA>である。
<泡>。
水から生れしもの。
水というより<海>でよい。
<海>も<WA>だった。
やがて、<わだつみ>の<わだ>という古語になる。
英語のWaterの発音ではないか。
地名に残存している。
<安房><阿波><泡瀬>。
<和田>。
…<Hawaii>、<A Lo Ha>。
手近の<海>は<WA>であるが、ロングショットの<海>を<AMA>と呼んだ。
そして、このロングショットは水平線の上も<AMA>と呼んだ。
多分、<Kami神>がいるところとして。
<AMA海>と<AMA天>である。
したがって、<天語歌>とは<海語歌>となる。
<AHA>から生れしことを<Ahareあはれ>といい、その世を、<物のあはれ>という。
では、<物>とは何か、ということになるが、これは後日。
これを考えてゆくと、<物部氏>という存在が理解できるが。
☆☆
日本神話、はじめに誕生した島は、淡路島であるとしている。
<AMA>は、語尾変化して、時に、<AME>となり<AMI>となる。
<海部><餘部>という地名が伝えている。
<アマテラス>の<AMA>。
モーツアルトは<アマデウス>。
アマのゼウス。
♪アマポーラ と歌い、アーメンと祈るのである。
<AMI>が語頭にK音を伴うと、<KAMI>になる。
<神>だ。
<短歌史>は、古代の古代、神話的古代の姿をほの伝えているということ。
列島の東に精神的<オーソリテイ>が存在したことを物語っている。
その傍証として、聖徳太子はその十七条憲法に曰く「和を以て尊しとなす」。
<和>すなわち<東国>、<海人>族をないがしろにしてはいけない。
☆☆
さらに、この<海人>の精神が大きく起動したことがある。
頼朝擁立の鎌倉幕府の誕生である。
<Kamakura>は<KAMIKURA神倉=神坐>であった。
<海人>たちの、精神的バックボーンの地として認識されていた。
ゆえに鎌倉が選ばれた。
大山は雨降山。
相模は<SA(小さな)‐KAMI>。
そこに<YAMATO>もある。
伊勢原という<ISE>もある。
真鶴、鶴見。海老名。
大船。長谷、初声。
もちろん和田も。
安藤は安東と<源平藤橘>より<東国><海人>を強調すると、安東水軍となり、海人の系譜に連なってゆく。
☆☆
>特異な報道精神といおうか、
↑ジャーナリステイックな視点という。
☆☆
>妙なことに気づくものだと感心もする(社会派の作)。
↑面目躍如。だが、<詠>としては面白くない。
☆☆
>そして、私はどこにもいない。
>いづみさんは出てくるが。
↑いる。形を変え、メタモルフォーゼして、いる。
☆☆
>『ラピスラズリーの海』はいけるんじゃない?
>手を入れれば小説になる。
>七五調の会話文で成り立つ小説。
↑なにしろ、20世紀の作だから。
☆☆
>仮名草子、浮世草子あたりの直系か。
>以前もそんな話をしたかもしれない。
>ま、3巨人(芭蕉、近松、西鶴)に並ぶ傑作を書いちゃえば!
↑K酔う。KOBASHIYOU。KO‐BASHIYOU。小芭蕉。
☆☆
>私は仮名垣魯文が好きですがね。
↑<戯作>。<戯作者>というのがいい。<黄表紙>とかの。
カメラのない頃の、浮世絵がその役割をなし、口コミ、口伝されるであろうとことを含んで書いた。
最近の村上龍は、意識的に<戯作>だ。
☆☆
>今後、文書を送ってくださる際は、次の要領でお願いします。
>WORDデータ、長いものは小分けにし、
>「テキスト文書」として保存(別名保存)、
↑そのファイルを添付送信する。
ご面倒でしょうが、よろしく。