【2004 August】
●K君──T子さま
『反ブラ』再校正、月曜日に持っていったら、「索引」まとめることになり、今朝送った。
終わりましたよ。
今日は、これから鹿児島まで走ります。
特攻隊の映画『THE WIND OF G○D〜KAMIKZE』のロケの手伝いにゆきます。
T子さんの宿題も持ってゆきます。
8月はずーっと薩摩焼酎を飲んでいることでしょう。

●K君──T子さま
送付(信)します。
金額入れてください。
印鑑調達してください。
さつま揚げくらい、送ります。
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●T子──久光家の佃煮、届きました。
どうもありがとう。
気をつかわんでください。
こういう神妙なこと?されますと、ホント妙な気分です。
☆☆
映画の仕事が復活してよかったよね。
原稿書きの仕事もぜひ続けてください。
☆☆
追伸
大学4年目の夏、恒例のスクーリングに出ています。
8月中は連日、朝9時から午後5時までミッチリ講義を受ける。
気力と体力の勝負でごさる。
フランス文学は、あの荻野アンナ教授であった。
滅法おもしろくて、この私が無欠席の記録を樹立!
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●K君──T子さま
<占い>の仕事は、たいへん美味しかった。
また、早速の振込み、感謝です。
一方で、その結果を案じています。
首尾よくいったのでしょうか。
☆☆
鹿児島も連日の猛暑。
台風は、幸いに、ここだけは逸れてすすんだものの、ほとんど熱帯。
毎日スコールがあります。
別の国です。
東国とは、異なるメンタリティーの世界です。
流石に、車で走ってゆくと、日本列島の大きさが実感できます。
もっとも、その振動と連日の薩摩焼酎責めに、いささか胃潰瘍気味ではあります。
薩摩揚げ、きびなご、黒豚といった名産はあるのですが、日持ち、シングルライフ、酒の肴…を考慮したら、あれになりました。
☆☆
映画としては、鹿児島に着いたその日に<来春までの延期>を決定しました。
沖縄の話しが<延期という中止>とし、そのあと石井監督の『花と龍2』も9月が10月に延びました。
なかなかうまくゆかないものです。
というわけで、4日に帰京しました。
10日までは、<WEB撮影所みうら映画舎>活動案を考えたり、そうだあなたの<宿題>もまとめながら、のんびりするつもりです。
☆☆
荻野アンナ。
存在自体が『横浜に於ける異文化コミュニケーション論』みたいな人ですよね。

●T子──<夏のソナタだよん>
お元気ですか。
例の本はまだもらえないのかな。
○○書房にアポ入れる都合があるので、いつ頃になりそうか知らせてね。
私はスクーリングが終了し、もうしばらくオフを楽しみます。
といっても、その間にレポート10本書くんだけど。
政治学のほう、よろしく。
☆☆
ところで、先日、偶然に冬ソナの最終回を見てしまった。
けっこうすごかったので、さっそくDVDを買い揃えた。
まず音楽がいい。脚本も驚くほどうまい。
恋愛小説を書くなら、あのレベルまで到達したいと痛感。
ここ数日、不眠不休で見通しだよ。
冬ソナを観たら、誰もが初恋の思い出や恋心を揺さぶられて泣くと思う。
私もかなり泣いてしまった。
だってツボ押しまくりだもん。
何度見ても泣ける。
でも、そのうち変化があらわれて、ひとつ大きな違いが出てきた。
それは、すっかりドラマの世界にはまって現実を忘れること。
過去の男や生身の男は頭から消えてしまい、ペ・ヨンジュンが体現している男を思って泣いちゃうんだ。
私も、貴公子とか王子様系に弱いのは自覚してたけど、これまでヨン様にはあまり興味がなかった。
そのはずなのに、もうコロッといっちゃったね。
世の中にこんな素敵な男性がいたのか!という感じ。
冬ソナの彼に限ってだけど、あれはあまりに素晴らしいよ。
あの彼がほしい。真剣にそう思う。
私は少し変なのでしょうか。
変でもいいんだ。
こんな感激が味わえるなんて、すごく幸せなことだから。
今さら冬ソナとは遅すぎる、と笑うなら笑ってくれ。
私はしばらくこの道を進む。
☆☆
だけど、9月になったら真面目に仕事しますよ。
そちらの仕事もバンバン決めなきゃ。
そういう方向でよろしいのでしょう?
念のため、確認しておきたいと思いました。

●K君──夏ソナ、にはちょっと苦笑。
製本は2冊送られてきた。
一瞬感動。
のち即古本屋へ。
☆☆
宿題の政治学レポートは、1万2千字。
ジェンキンス曽我物語。
出題者の意図に添えない。
副った4000字はわけないが。
曽我ひとみと山口百恵は同い年。
引退の年、拉致される。
もうひとつの横須賀ストーリが読めるかも。
荒海や佐渡に横たふ天の河。
これも、これっきりですか、なのだ。
☆☆
アテネでもマイノリティーを眺めています。
来月、横浜でご馳走します。

●T子──<かなしい線香花火>
グリーティングカード、画像が開けないよ。
でも、ありがとう。
☆☆
レポートは、それじゃ困るよ。
書きたいもの書いていいけど、ちゃんと使えるものもちょうだい。
私、自分じゃ書けないんだから。
☆☆
本は手元に置かないとだめじゃない。
○○書房に持っていけないでしょ。
私にくれる分もどうなるの。
追加で取り寄せておいて。
○○書房へ行くのはいつにしますか。
9月6日以降で都合の悪い日があるなら知らせておいて。
私が先方と相談して決めるから。
☆☆
ペ・ヨンジュン、見れば見るほどすごくいい。
もう、たまりませんね。
冬ソナの彼よ。
ほかのはダメなのよ。
全然、別人なんだから。
あの彼こそ私の理想であった。
ついに見つけたね。
現実の男たちは、みんな苦笑してる。
今度はマフラーでも巻いてくる、と言うのもいた。
やめてくれ、だよ。
でも、そんな冗談で恋のつらさも一時まぎれた。
ああ、私も相当ばかだ。
☆☆
<日程の件>
「来月、横浜でご馳走します」はいいけど、○○書房へは行かないの?
日程を決めましょう。