【2012 January】
2012.1.10
●T子──リライト原稿、入った。
PCにメール2通送った。
ご覧ください。
…………………………
●K君──了解。
…………………………
●T子──まずは、先に転送した編集者のメールを読んでください。
画像スライドも参照のこと。
続いて、このデータを使って改稿してください。
wordに変換したので、本来「行頭1文字下げ」のところがベタになってしまった。
下げるべき箇所は下げてください。
誤字脱字、慣用句、そのほか言い回しの誤りを訂正。
長すぎる文は短くする、分ける、整理する。
わかりにくい表現はわかりやすく書き換える。
とにかく、拙い箇所に手を入れリライトしてOK。
ただし、作者の個性を根こそぎ奪ってしまわぬ程度に留める。
データ修正にあたり、朱文字を使う必要はなし。
編集者に対する相談や疑問点などのみ朱文字にする。
締切は1週間後の17日とのこと。
データを私に送ってくだされば、私から会社に納品します。
…………………………
●T子──再びリクエスト
編集者から送られてきた画像の朱入れ情報をデータに反映させること忘れないでね。
☆☆
あなたが朱を入れてくれた「ドブ板トランジット【1】」
それを受けて私が修正した【2】
そのデータがPCに残っているなら送信して。

●T子──講○社の担当さんと今まで一緒だった。
原発がらみの原稿を持ち込む件、OKとった。
執筆者が誰であれ、挨拶抜きで、私からデータ送信すれば読む、検討する、但し少し時間をくれ、とのことです。
…………………………
2012.1.11
●K君──いい話だ。
でも、校正、難物。
日本語書けよ。
プリントアウトして読んだ。
全面的に日本語文にしなければ。
時間かかる。
『武山』しばし中断。
…………………………
●T子──三田文学の要請に応じて「トランジット」改稿終了、送信。
何故か疲れた。
良い反応がありますようにと願うのみ。
…………………………
●K君──お疲れさま。
超難物の結構話、如何に戦うか思案中。
校正は、夜ではなく昼間やるべきか。
☆☆
講○社に、横須賀っていう情報も入れた?
☆☆
トランジット改稿、明け方、読む。
…………………………
●T子──仕事は日中にしたほうが疲れない。
夜は睡眠。
☆☆
文字校正の見落としがないようにしさえすれば、あとはテキトーで良いのよ。
気になる箇所をどんどんリライトしていけば自然とコツがつかめる。
やりすぎると時間オーバーになる。
見逃す、スルーする、も必要。
ともかく、考えるよりも着手すること。
☆☆
横須賀という情報は伝えていない。
読めばわかる。
今から言っておく必要はない。
☆☆
>トランジット改稿、明け方、読む。
↑読む?
あなたには送信してない。
前のと、たいして変わってないよ。
…………………………
●T子──編集者が送ってきた画像データは原稿に打ち込んだ?
あの要領でいけばいいのよ。
…………………………
●K君──簡単に言うな。
あの要領を判じかねているのだよ。
…………………………
●T子──編集者による手書き修正は、前作を読んでいない人にも事情がわかるようにするためのもの。
編集者だからできる作業で、だからこそ、やってくれた。
私はもう前作を忘れているからできない。
あなたは、わからない箇所は「わからない」と朱で書き込めばいい。
それでOK。
あとは、日本語の誤りを正す。
こういう書き方に直したほうが伝わる、というリライトをする。
…………………………
●K君──お手数ですが、
服部学
検索して。
…………………………
●T子──何者の服部学?
いろいろいるのよ。
…………………………
●K君──原子力学者。立教。横須賀在。
…………………………
●T子──
服部学 はっとり-まなぶ
1926- 昭和後期-平成時代の物理学者。
大正15年1月29日生まれ。昭和57年立大教授となり,平成元年同原子力研究所所長。東京帝大在学中,原爆に被爆した長崎の土壌調査に協力。のち原水爆禁止運動にくわわる。宮城県出身。著作に「原子力潜水艦」など。
☆☆
核兵器と核戦争 (1982年) (科学全書〈1〉) [古書] [-]
服部 学 (著)
☆☆
原子力潜水艦 三省堂新書
服部学 / 三省堂
1969/00
¥210 (税込)
入手不可のため注文できません。
☆☆
ノ-モア核兵器 ― 広島・長崎は最小の核戦争だった
服部学/高田藤三郎 / 草土文化
1983/08
¥840 (税込)
入手不可のため注文できません。
☆☆
人間が危ない ― 「核」のはなし
服部学 / 水曜社
1982/02
¥924 (税込)
入手不可のため注文できません。
☆☆
核兵器の包括的研究 ― 国連事務総長報告
服部学 / 連合出版
1982/03
¥2,100 (税込)
入手不可のため注文できません。
☆☆
核兵器と核戦争 科学全書
服部学 / 大月書店
1982/06
¥1,528 (税込)
ポイント: 14 pt
在庫がありません。お取り寄せになります。(品切絶版等により入手できない場合もあります。予めご了承願います。)この商品は、国内送料無料でお届けします。
☆☆
核兵器 ― その廃絶をめざして 高校生のための現代社会
服部学 / 東研出版
1982/05
¥1,050 (税込)
入手不可のため注文できません。
☆☆
核で核は防げるか
陸井三郎/服部学 / 三省堂
1982/08
¥1,365 (税込)
入手不可のため注文できません。
☆☆
核戦争の悪夢
ナイジェル・コ-ルダ-/服部学 / みすず書房
1982/12
¥1,890 (税込)
入手不可のため注文できません。
☆☆
核先制攻撃症候群 ― ミサイル設計技師の告発 岩波新書
ロバ-ト・C.オルドリッジ/服部学 / 岩波書店
1978/06
¥504 (税込)
入手不可のため注文できません。
☆☆
核時代の軍備と軍縮
服部学/ストックホルム国際平和研究所 / 時事通信社
1979/07
¥1,890 (税込)
入手不可のため注文できません。
☆☆
自主・平和・民主のための広範な国民連合
月刊『日本の進路』1999年3月号
原子力空母の横須賀母港化
NEPAの会、立教大学名誉教授 服部 学
横須賀はいま3隻目の通常型空母『キティホーク』の母港になっている。しかし通常型は次第に退役し、このままでは2007年頃には原子力空母しかいなくなってしまい、横須賀が原子力空母の母港になりかねない。先のことではない。昨年8月、米会計検査院(GAO)は「通常型と原子力空母の費用対効果」と題する報告書を発表した。この中ではっきりと横須賀の名前を上げて工事費用の試算をしている。日本の外務省はまだ話はないと言っているが、米国では議論は既に公然と始まっている。
GAOは、日本政府がお金を出していろいろの付属工事を終えるには、7年乃至15年はかかると言っている。昨年の調査で鉛や砒素のひどい重金属汚染が発見されたにもかかわらず、防衛施設庁が12号バースの延長工事を強行しようとしているのはこのためとしか考え難い。
詳細は発表されていないが、原子力空母は熱出力で約90万kW(熱効率は約30%)と推定される原子炉を動力用に使っている。横須賀が原子力空母の母港になるということは、市役所から歩いてもすぐの所に原子力発電所が置かれるのと同じことである。しかも日本側は法に基づく一切の安全審査をすることができない。基地の中に日本の法律は適用できないにしても、一歩外に出た東京湾は日本の海である。おまけに東京湾は世界でも海上交通の激しいところでもある。
この報告書でGAOはまた、日本は原子力に神経質(センシティブと書いてある)だから、米国政府は日本政府と慎重に交渉すべきであるとも書いている。これは逆に読めば、私たちが神経質になれば母港化を食い止められるということでもある。皆さん大いに神経質になっていただきたい。
米海軍の準機関紙『プロシーディングス』の98年9月号によれば、97年9月に「原子力空母ニミッツが横須賀に寄港した第一の目的は将来、原子力空母が横須賀を母港とすることへ日本人を慣れ親しませることだった」と書いているそうである(99年2月10日、神奈川新聞)。
昨年11月「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」が発足した。現在横須賀市長に対し、1.港湾法に基づく市長の権限によって、12号バースの延長工事を認めないでください、2.原子力空母の母港計画・寄港のストップを表明し、そのために必要な行動をとってください、という署名運動を進めている。さいわい署名数はどんどん増えているが、まだまだ始まったばかりである。皆さんにも是非協力していただきたい。
なお、署名用紙、パンフレット、ちらし等は下記に揃えてあります。
<連絡先>〒238-0008 横須賀市大滝町1-26、清水ビル3階、呉東・小林法律事務所気付 原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会
☆☆
防衛学 Wikipedia
防衛学は広義には軍事学や兵学とほぼ同義であると考えられているが、狭義にはその研究領域を防衛活動、すなわち防衛力の造成、また防衛力による抑止活動、排除活動などに関する事柄に収める社会科学である。
防衛学における防衛とは侵略への反応であり、安全保障の手段である。また防衛力は軍事力を中核に多様な要素から構成される総合的な防衛能力を指し、軍事学での概念と微妙に異なる。その内容は大まかに指揮統率、戦史(防衛史)などを含めた一般防衛学の部分、訓練運用に関する部分、軍事科学・軍事技術に関する部分の三つに分けることができる。
またその作戦領域から陸上防衛学、海上防衛学、航空防衛学とも系統化される。
概説 [編集]
防衛学は国家の防衛について研究する学問である。防衛を達成するためにまず必要なものは防衛力である。防衛力は防衛目標を達成するための能力であり、抑止力と排除力の二側面がある。防衛力に不可欠の中核的要素は軍隊であるが、民間防衛、社会的要素(人口、防衛意識)、経済力、政治的リーダーシップ、情報能力、地理的環境の八要素を含めた概念であり、これらは相互依存的な関係の中で軍備という防衛力の中核を支えていると考えられており、この防衛力を以って外敵の侵略を抑止、排除する。
防衛学において侵略は軍事的な定義と法的な定義があるが、防衛学における軍事的な定義としては軍事力を以って他国領土へ侵入(invasion)して攻撃(attack)することなどである。その手段は直接侵略と間接侵略に分類され、直接侵略は伝統的な軍事力を行使して作戦するものであり、間接侵略は防衛側の国家内の反政府勢力などを教唆、指導したうえで反乱、革命、クーデターなどによって軍事力を間接的に行使するものである。実際の侵略はこの二種類の手段を同時に使用する場合もある。
防衛は狭義には侵略に反応した排除活動であり、安全保障においては単独防衛、同盟、集団防衛、中立・相互不可侵に分類される。防衛学における防衛は軍事的な分類として、防衛線の位置によって前方防衛、国境防衛、国土防衛と分かれる。前方防衛とは国境よりも前方に進んで侵略する敵を排除する防衛方式であり、国境防衛は国境において侵略する敵を待ち受けてこれを排除する防衛方式であり、国土防衛は国境を越えて侵略する敵を排除する防衛方式である。 また敵の形態として内敵も存在する。内敵とは政府転覆などを目的として主に国内に拠点を持って活動する敵であり、外部侵略と内部侵略の方式がある。
参考文献 [編集]
服部実『防衛学概論』(原書房、1980年)
…………………………
●K君──どん!
きのう亡くなった。
>服部学 はっとり-まなぶ
>1926- 昭和後期-平成時代の物理学者。
>大正15年1月29日生まれ。昭和57年立大教授となり,平成元年同原子力研究所所長。東京帝大在学中,原爆に被爆した長崎の土壌調査に協力。のち原水爆禁止運動にくわわる。宮城県出身。著作に「原子力潜水艦」など。
↑ありがとう。
重ねてありがとう。
…………………………
2012.1.13
●K君──校正リライト
先生見てください。
先生のも見ました。
やはり難物です。
午前3時、今日はもう終わり。
…………………………
●T子──遅くなってごめん。
今から見ます。
PC何時までつながる?
…………………………
●K君──9時半から格闘中。
午後、図書館。
夜バーガーキング。
「独り身」は気がついていたよ。
T子さんの成る程。
参考になります。
時間との戦い。
…………………………
●T子──今どのあたりをやっている?
概ね、この調子で良いと思うけど、時々文章が男っぽくなるので要注意ね。
私のと、あなたの校正とを、冒頭から合体させます。
その後、私の校正は緑色にする。
また連絡します。
…………………………
●T子──今回のは前作よりも100ページほど原稿量が少ないので、余計と思われる文章であっても、できるだけ削らないようにしてください。
第1章の合体は完了。
もう手をつけなくていい。
第2章以降はどうするか。
合体作業は大変だし、効率的でない。
あなたの校正が済んだ章に、私が手を加えよう。
今朝送信されたデータは、2章以降が手つかずのようだけど?
私はどこから見ればいいの?
…………………………
●K君──(今は)5章エマの半ば。
3章の頭の春海と宮川で、昨夜停滞した。
おまえ、前作やってるの?
そのアイデア、前回のやりかた踏襲。
いきなり・打ちは、できない。
…………………………
●T子──この著者の前作は私が校正リライトした、初仕事だった、と伝えたじゃん。
前作は、本作よりも表現衝動がより強くあったように思う。
それゆえ(か?)、ことに心理描写は混乱、錯綜、迷走をきわめ、読んでいるこちらの頭がどうかなりそうだった。
より質の高い作品にするため、というよりも、読む側の苦痛を軽減するために、必死でリライトした。
それに比べれば、今回はずっとマシ。
作者も進歩したものだと思う。
我々としては、トーンダウンとボリュームダウンで倍めでたい。
あなたの校正済みデータが届くまで、私はやることなし?
しかし巻末番外編の約50シーツは、これこそ難物だよ。
著者は病ぶり返している。
これをまず私がリライトかけましょうか。
返信お早く、お願い。
…………………………
●K君──素晴らしいことに気づきましたね。
それいきましょ。
…………………………
●T子──番外編リライトに取りかかるよ。
私としては、さほど迷惑ではない。
だけどあなたは、編集さんや私のメール内容をしっかり頭に入れていない。
そこが困る。
…………………………
●K君──英語の修正
『hello, Excuse me,Is there anyone speaking English?』
「I do.」(英語話せますよ)
『Thanks. I’m Emma Wise, Ichiya Shinohara’s ex-wife.』
「健三が好きだった気持ちにけじめをつけよう。あの行為を見たから興味を持った」。
わかりません。
休憩だ。
…………………………
●T子──解説します。
比奈は壱哉の弟健三と幼なじみで、長い間ずっと好きだった。
当時の比奈は壱哉のことがなぜか苦手だった。
でも健三がほかの女性と結婚式を挙げたその日、比奈は平然を装って出席したが、フラワーシャワーとブーケトスのあたりでもうこらえきれなくなり、健三の車の傍らで一人泣いた。
そして車のバックミラーを覗きこんで口紅を直した。
そんな比奈の様子を見ていた壱哉は彼女に心惹かれ、「比奈さんに似合う色はこれ」と言って桜色のリップスティックを贈った。
そんなことがあって以来、比奈の心も壱哉に傾いていった。
壱哉のことをなんとなく敬遠していたのは、実は心の奥底で惹かれていたからだと比奈は気付いた。
そうなるともう、健三のことなどどうでもよくなっていった。
今では比奈にとって健三は、壱哉とのことまで相談できるいい友達。
…………………………
●K君──仕事場
バーガーキングへ。
濡れ場はそつがない。
企業話も参考書あり。
中学程度の英語の塾教師。
シナリオ志望も挫折。
なんとかだし、の「し」に辟易する。
にこりと笑った。
笑ってしまおう、と思う。
怒り奮闘もあり。
厚みからすると、本編の半分か。
何時までがんばれるか。
…………………………
●T子──番外編、すさまじい。
えらく時間かかる。
ブライダルに詳しくない一般の人、ましてや男性の手に負えるものではない。
この点に早く気づいてよかった。
私の手でも、番外編だけで2、3日かかる。
締切、延ばしてもらおうかな。
☆☆
(データ送信)
第1章と番外編には手をつけないで。
見るだけなら、いいよ。
☆☆
今夜はもう、やめる。
未完成だけれど、データ送信しておいた。
番外編は加筆が必要なので、頁数がどんどん増えていく。
今日は18シーツ、リライトできた。
あと40シーツ、残っている。
どうする、これ!
…………………………
●K君──シーツって何?
壱哉と比奈ってバカじゃねぇの。
ずっーと同じこと喋ってる。
…………………………
●T子──> シーツって何?
↑シートの複数形。
WORD 1シートで書籍2ページですね。
あなたは88シーツまでで良いのだから、もうそろそろ終わりじゃないの?
長時間続けると身体に悪いよ。
…………………………
●K君──比奈の両親への挨拶の場面をやっている。
☆☆
酒飲むわけでなし。
まだ10時半、帰れないだろう。
居候は。
…………………………
●K君──終了
本日、41シーツ。
本編部分、残25シーツ。
…………………………
2012.1.14
●T子────おはよう。
10時、始めます。
…………………………
●K君──9時半より図書館。
本編終了。
予定より1時間早い。
参考、勉強になった。
誤字脱字はない。
…………………………
●T子──筆力向上のための反面教師ですよね
この作者はあまり難しい漢字を使わないから、誤字も少ない。
それでも私、納品前にざっと全体をチェックする。
今日は22シーツ進んだ。
残り20シーツ。
明日は実家。
仕事する時間はとれないかも。
月曜日に残り20シーツを仕上げるか。
火曜日に全体チェックするか。
やだな、忙しいよ。
あなたも番外編やってみる?
<番外編 ついでに頂くよ>
<番外編 あなたをひと目見た時に>
<番外編 chopstick>
この3編が残ってます。
(データ送信)
出力紙からデータ入力という段階?
余力があれば、番外編最後の3編リライトを。
着手の際はご一報を。
…………………………
●K君──バーガーキングへ移動。
番外編、全部で5つだよね。
どうせ真夜中まで、いるのだから、最後からやろう。「箸」から。
明日ワード打つ。
15時間。
1シーツ10分。
手のひらにペン胝。
…………………………
●K君──「箸」
難題だった。
7シーツ3時間。
作者も文章も、精神分析されるべきだ。
少なくとも「食」は「性」と同じだ。
だんだん作者が、わかってきたような気がする。
…………………………
●T子──大変だったでしょ。
お疲れ様でした。
あと2編は私がやりましょう。
データ修正は一気にやらず、ほどほどのペースで。
作家は目を大切にしないといけない。
…………………………
●K君──面白かった。「箸」。
気が向いたら、あるいは他の理由で、もうひとついくかも。
お休み。
…………………………
●T子──
Good Night.
Sweet Dreams!
…………………………
●K君──「ひとめあなた」も終わりました。
個室レストランでの濡れ場。
本日、終了。
お知らせです。
返、不。