【2012 February】
●T子──身体は大丈夫?
私はあれから16時間寝て、なおだるい。
あなたがいたとき、朝までバーキンかけ通しだったせいで睡眠浅かったのかもしれない。
気分乱調で酒タバコが過ぎたのもいけなかった。
自分のためにも、あなたをよけいに疲れさせないためにも、以後おとなしくしようと思う。
気力体力回復し、武山を書き上げてください。
☆☆
追伸
私は一度も催促しなかったのに、弟が、80万返すと言ってきた。
これをあなたに、2~5月の軍資金として回すことが可能。
だけど月20万では多いでしょ。
1日5千円で月15万、この範囲で通信費もまかなえるはず。
家賃光熱水として家に入れたい?
保険年金も少し払いたい?
そのためにあと5万?
いずれにせよ、80まとめて渡すのはよしておこう。
まずは、あなたの試算を聞きたい。
…………………………
●K君──ほぼ回復。
武山は、あと10日。で目処が立つ。
梅雨の季節に、薫。
夏、新しき土製作日誌。
☆☆
ご提案ありがたく、伺いました。
多分、学資にまわすことになると思う。
☆☆
ヤマトタケルが気になるのは、タケルの弟に小橋命がいるからだ。
…………………………
●T子──快復してよかった
私は母と恵方巻を食べた。
その後、講談社新書、新刊のゲラチェックで1日が過ぎた。
弟からの入金を待って、あなたに20振り込む。
弟は事故の後遺症(ただの傷)で、またも保険金。
それをマンション頭金にして、買うかもしれない。
…………………………

2012.2.4
●T子──お元気かしら
汐入駅は昔、その名も「軍港駅」だったとのこと。
横須賀ヴェルニー公園で新年カウントダウンが恒例行事となったそうだが、横浜港のように汽笛を鳴らすのだろうか。軍艦が?
…………………………
2012.2.5
●K君──元気。風邪回復。
手首はだるい。
目は、疲れる。
☆☆
K家、大正9年、保土ヶ○宮田町に来る。
親父は、帷○で出生届け出。
長兄は、滋賀県彦○市で出生。祖母の地。
祖父、横浜の前に、近○に寄り道。
岡山城築城時、城下町形成に、小橋町。
先日の戸籍で、すでに6代前まで、遡れた。
小橋町の周辺にいた。
そこから分家する。
旧戸籍は、隠居し戸長を退くと、新戸長のもとで戸籍が編纂される。
いつか岡山へ行かなければ。
ヤマトタケルと無縁の場所ではない。
☆☆
アメリカのノ○子叔母を訪ねないと。
親父の兄弟は、彼女と横須賀の弟叔父だけ。
と頭は、違うことを考えてしまう。
☆☆
帷子町1丁目2丁目、保土ヶ谷宿場通り。
桜木町行きのバスに乗れば、井土ヶ谷はすぐだ。
没頭します。武山に。
…………………………
2012.2.6
(KはPCより『K流水人家2』を送信してきた)
…………………………
●K君──資料として、先日の「戸籍」送る。
昔の『K流水人家』に、『武山』の原型がある。
☆☆
お尋ねします。
金曜日のメール。
「お母さんと恵方巻きを食べた。それから20万円を振り込む」は、『振り込んだ』のか『振り込むことにしたのか』。
どっちでございますか。
…………………………
●T子──悦○に連絡して、現況報告した。
手間をかけさせた詫びも。
彼女、残念がっていた。
ダンナは何も伝えてなかったらしい。
それじゃ毎日いったい何を話してるんだ、と不思議でしょうがない。
…………………………
●K君──ご苦労様。
お尋ねしたい。
先日の『母と恵方巻き』の後『20振り込む』というメールを貰ったが。「振り込んだ」「振り込むつもり」。
あればうれしい小銭。だが。
…………………………
●T子──そうか、もう底をついたのね。
弟の返済を待って振り込むつもりだったが、入金はまだ。
明日、私の手持ちから振り込む。
15も20も、結果は同じ。
…………………………
●K君──なっとく。よろしく。
土日、朝から夜中まで、図書館とバーガーキング。
月曜日、国会中継眺めながら、女性国会議員リスト。
そろそろバーガーキングへ「出勤?」だ。
…………………………
●K君──霙
東京は雪になるだろう。
出勤しました。
…………………………
●K君──武山
2章が肝だ。
少し詰め込みすぎた。
切る。
が分量は維持したい。
幻の武山原子力研究所がテーマ。
明日、気分転換。
3章。分量が来れば、よし。
…………………………
●T子──とにかく書きたいように書いて、あとで順序入れ替え可、章立て変更も可。
まず、ぶちまけちゃえば?
但し、硬すぎると飽きる。
色気のある文章にしてね。
資料としてのコピペは、多分残らない。
「K節」「K調」でつらぬく。
…………………………
●K君──幻の武山原子力研究所がテーマ。
幻に終わった理由は何か。
国に方針がなかったこと、利益追求型の市政?
アメリカは方針確固としていた?
原子力開発の哲学なんて、今も明確じゃない。
暗中模索のまま。
イエス。
メイビー。
シートゥモロー。
…………………………
(T子記す)
幻に終わった理由は何か。
国の方針がブレた?
利益追求型の市政により、一時的にせよ幻が現実化した?
アメリカが打ち出す方針は首尾一貫して確固としていた?
…………………………
2012.2.7
●T子──振り込みました。
弟からの入金も、なされていた。
…………………………
●K君──ありがとう。
ワイドショーの今日の運勢は、しし座がいちばんよかった。
が、家人が「学資がいる」と切り出し、「わかってるよ」。
具体は?
わからない。
あと独り言の如くのなじりが続く。
疲労。
気分は途切れる。
早く金作って(稼いで・そこそこ売れて)別れよう。
マイデスクがない。
マイこたつデスクの4畳半。
没頭したい。
☆☆
朝起床時、鼻血。あふれるように。
一度収まって、もう一度。
先ほど、吉野家のカウンターで、再びあふれ出た。
胸上部に炎症。
あんな鼻血の出方は、はじめてだ。
☆☆
気持ち切り替え、気分転換して、3章。
…………………………
●T子──鼻血の原因はおそらく過労、ストレス、自律神経失調だろうと思うが、他の病気が関係していると怖い。
タバコ控えてください。
病院、まずは耳鼻科に行ってください。
以上、私のお願い聞いてくれる?
…………………………
●K君──耳鼻科か。
…………………………
●T子──まずは耳鼻科でいいと思う。
医者の診断により、他の科へ回されることもあろう。
できれば明日、総合病院へ。
この時間にやっている耳鼻科があれば、とりあえず、そこへ。
…………………………
(電話した。すぐに耳鼻科を探して行く、と約束とりつける)
…………………………
●T子──耳鼻科見つかった?
第一に病院。
原稿は二の次。
通院の都合あるだろうが、事情が許すなら、私のところへ避難しなさい。
過労とストレスを軽減して、うち又は図書館その他で執筆を。
…………………………
●K君──5時になる。
もう病院は受け付けないでしょう。
…………………………
●T子──うちに来なさい。
今日はゆっくり休んで、明日、一緒に耳鼻科へ行こう。
そして、当面の乗り切り方を相談しましょう。
図書館なの?
こういうときは、私のいうとおりにしてほしい。
…………………………
●K君──大丈夫。
無理しない。
…………………………
●T子──病院は行ったほうがいい。
それで書けなくなるわけじゃない。
放っておいたために悪化したら困るでしょ。
明日は必ず、病院へ。
…………………………
●K君──了解。
心配ありがとう。
…………………………
●T子──今日これから、そして明日も、マギル和訳に挑戦してみる。
あなたは早く切り上げて、明日必ず耳鼻科へ。
約束ね。
私の亡くなった叔母は高血圧で血管がもろくなり、動脈剥離。
裕次郎もその疾患だった。
涙もろくなったことと体調不良は関連あり、と思う。
叔母がそうだった。
その点を医者に告げて診察してもらうべきよ。
大事に至る前に、ケアできることはする、という姿勢で。
…………………………
●K君──2章
志村茂治で並べ替えた。
武山は明確になった。
が、まだまだ。
やっぱり3章を先にやろう。
…………………………
●T子──幻に終わった理由は何か。
国の方針がブレた?
利益追求型の市政により、一時的にせよ幻が現実化した?
アメリカが打ち出す方針は首尾一貫して確固としていた?
…………………………
●K君──国は、初めから武山に造る気はなかった。
たまたま原子力委員になった学者あがりの左派社会党の代議士の地元に、軍転法用地が出現しそうであり、同時に失業対策が必要であった。
学者が海のそばの武山がいい、というので、具体が詰まるまで放置した。
が、具体は早かった。
4ヶ月後、具体化した。
武山は4ヶ月、夢をみた。
志村も次の選挙で総評候補をたてられ無所属で、落選。
ここだけでも1冊になりそうだが。
…………………………
●T子──リライトした部分を、さらに推敲してしまった。
和訳にとりかかって、2つできた。
いい加減なこと書けないので、手間取る。
ドブ板で会ったバイリンガル青年に頼もうか?
…………………………
●K君──彼にはできないよ。
正確に訳されても、そのまま使うことにはならない。
気分とか空気とか風景が見えるようにしたい。
☆☆
組曲。
志村の自宅は、東逸見。
落選のあと、10年生きた。
何してたんだろう。
戦前も戦後も、時代に生かされた。
真面目な人だったと思う。
ドイツ留学から社会主義者になり、戦後農村近代化から社会党。
故郷を思えば、原子力研究所誘致。
したら総評から総スカン。
ドンキホーテ。
人生行き掛かりの駄賃。
兵どもが。
…………………………
●T子──和訳4つできた。
今夜はもうやめる。
あなたも、もう休んで。
…………………………
●K君──お疲れ様。
…………………………
●T子──新データをPC送信しておいた。
体と相談しながら、ほどよいペースでやろうよ。
娘さんの学資はいくら必要なのか、参考までに知らせてほしい。
奨学金の手続きはしたのでしょう。
それでもなお、納めるの?
…………………………
●T子──お疲れさま。
今日はそろそろ終わりにしたら?
…………………………
2012.2.8
●T子──耳鼻科へ行く約束よね。
血圧は低そうだけど、一度病院で計ったほうがいい。
耳鼻科で可。
約束したじゃん。
…………………………
●K君──風邪後遺症。
肺炎の残。
鼻血続いていない。
熱はない。
一様、抗生物質はくれた。
疲労を避けること。
だと。
…………………………
●T子──うるさいでしょうが
肺炎だったの? いつ?
でもまあ、病院へ行ってくれてよかった。
安静は無理でも、せめて3時間、帰宅を早められるといいね。
…………………………
●T子──マギル和訳、おしまい。
10本やって、WORDで6~7枚。
分量は充分でしょう。
PC送信しておきます。
…………………………
●T子──参考までに
一様、ではなく、一応?
行きがかり(ゆきがかり)←物事との関係の具合で、すでに手を引くことができない状態にあること。なりゆき。行きがけ。
行きがけ(ゆきがけ)←どこかへ行くついで。また、行く途中。
行きがけの駄賃←馬子(まご)が問屋に荷物を取りに行く途中に、他の荷物を運んで得る駄賃。転じて、事のついでに他の事をすること。いきがけの駄賃。
…………………………
2012.2.9
●K君──武山
進まない。
書いては捨て、状態。
☆☆
リライト和訳、きれいです。
☆☆
2章、志村という人の話でまとめるのがよい。
ほか全部カット。
「武山」という名前の、インパクトが当時の人に、あった。
平和を強調する意味で。
故、ダミーとして、効果があった。
…………………………
●T子──
>2章、志村という人の話でまとめるのがよい。ほか全部カット。
↑そうよ、話題を絞りこむと論旨明確になり、読者も理解しやすいのよ。
立教大学の原子力研究所ができてから、研究所と富士電機はどんな関連をもったのか、現在の原稿から判読できない。
…………………………
●K君──判読以前。
まだ何も、指摘、していない。
…………………………
●T子──富士電機は原子力ビジネスのためにマギル跡地に進出し、計画が頓挫してからも、あるいは、計画どおりにいかないことを承知で進出し、そこにい続けたわけでしょう?
やはり何か関連事業に携わっていたのよね?
…………………………
●K君──「計画」というペーパーのみあった。
…………………………
●T子──【構成案】
1章・私的記憶
2章・市の原研誘致
3章・国の計画
4章・立教原研
5章・米の戦略
6章・中曽根
7章・ウラン
8章・立教原研閉鎖
9章・我的武山
…………………………
●K君──ご苦労様。
そういうのもある。
中曽根は不要。ウランも。
わがスランプだが。
痛感したのは、勉強をしてなかったことだ。
他者が書いたことは、書かない。
資料とレクチャーあげるから、あなた書く?
…………………………
●T子──
>資料とレクチャーあげるから、あなた書く?
↑あなたは、やめちゃうの? だめよ。
私には無理、とわかっているでしょ。
それよりも、体は大丈夫?
図書館に個別仕切りの付いた席があるでしょ。
そこならPCも電源もOKのはずだけど?
開館から閉館まで書いて、夜は休む。
…………………………
●K君──なぜ、中曽根の章があるの?
別に、おれはおれのものがたり、を書く、残す、つもりだ。
送ったものは、物語を書く上での、メモ、勉強の記録だ。
2章、まったく違うものになっている。
…………………………
●T子──
>なぜ、中曽根の章があるの?
↑米戦略について書いたなら、日本の原子力構想の経緯も書くべきかと。
そもそも、データ冒頭以外は資料だと、私は知らされていない。
なのに、なぜ私にあたるのよ。
…………………………
●K君──あたってない。
中曽根を章立てした、理由が。