というか、ていうか
「というか」「ていうか」というのは、くだけた言い方ですね。
きちんと言うなら、「というよりも」となるでしょう。
その変形パターンに、「というよりか」というのもありますね。

「というよりも、〜と言ったほうがいいかな。だからこれからそれを言うね」
「というよりか、〜としたほうがいいかな。だからこれからそれを示すね」
というように、「よりも」「よりか」は、同じ事柄を指し示していると思います。
といおうか、というべきか
「といおうか」「というべきか」になると、ちょっとニュアンスが変わりますね。
ぴったりくる表現を考えながら言葉を探していることが伝わります。
「人がいいといおうか、バカといおうか」
「素朴というべきか、鈍いというべきか」
というように。
まとめの一言
というか
ていうか
というよりも
というよりか
といおうか
というべきか
↑どれを使うのもその人の自由ですが、「ていうか」だけはやめておいたほうがいいでしょう。
特に、人が話している最中に、「ていうか〜」などと言って話を遮ってしまうのは大変に失礼なことですから、絶対にするべきではありませんね。
そんなふうにされて好印象を持つ人はいない、と私は思っています。