Amazon Kindleでペーパーバック(カバーや帯を付けない簡易装の書籍)を出版できるようになりました。
出版社を介さずに紙の本を出し、書店には並ばないけれどAmazonで売れるようになったのですね。
さっそく私も出版してみました。
書名『都市小説ヨコスカヨコハマ』で、この1冊に中篇小説「ドブ板トランジット」と「YHMスクランブル」の2篇を収録しています。
『都市小説ヨコスカヨコハマ』に収録した「ドブ板トランジット」と「YHMスクランブル」、この2篇はいずれも『三田文学』という文芸誌に掲載されました。
そのときは文字数に制限があるため、抜粋のみ掲載されたので、作者(私)がオリジナルフルバージョンを電子書籍にして、各400円で販売中です。
今回の紙書籍は印刷代がかかるため、1200円とさせていただきました。
ご購読いただいた皆様に「横須賀・横浜の街にはこんな貌もあったのか〜」と面白がってもらえたら超嬉しい!!
「私」という一人称を使わずに「私」の側から語ることはどこまで可能か? という文学的な実験に挑戦しています。そのあたりのレトリックも楽しんでもらえたらいいな〜と思っています。
お引き立てのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
Amazon 安藤智子のページはこちらです。
電子書籍、ペーパーバック、それから出版社より刊行された「文章術の本」など、いろいろあります。
一度ご覧になっていただけますと嬉しうございます。
出版準備の作業に役立つ情報
ペーパーバック出版に必要な作業について調べる中で、あるブログ記事に大変助けられました。「紙の本を出したい人へ!Kindleでペーパーバック(プリントオンデマンド・POD)を作った手順8つと考えたこと」という記事で、とてもわかりやすく解説してくれているんです。
以下のサイトも必見です。
ペーパーバックの表紙の作成
本文レイアウトは、WORD(私の場合はこれですが)をいかに使いこなすかにかかっていますね。
WORDで作成した原稿データをPDFにする前に、次の作業が必要です。
●PC画面の上部にある「フォーマット」の項から「フォント」にアクセスし、文字のスタイルと大きさを設定する。
●PC画面の上部にある「挿入」の項から「ページ番号」にアクセスし、ノンブル(ページ数を示す数字)を設定する。
●PC画面の上部にある「ファイル」の項から「ページ設定」にアクセスし、原稿データをペーパーバックのサイズに合わせる。
●PC画面の上部にある「フォーマット」の項から「文書のレイアウト」にアクセスし、ペーパーバックのレイアウトを設定する。(特に「余白」の設定は大事)
☆☆☆☆
私は表紙デザインも自分でしました。
「Canva」という無料ソフトが使えるので大助かりです。
版権フリー無料で使える写真のサイトもあり、本当に助かります。
☆☆☆☆
「自分が書いたものを本にしたい」「紙の書籍にしたい」という方は、Amazon Kindleでペーパーバック出版にトライしてみるとよいですね。