四字熟語&故事成語の読み方(と意味)PART2
●ア行
暗中模索(あんちゅうもさく)(暗中摸索とも書く)
→手掛かりのないまま、いろいろなことを試みること。
唯々諾々(いいだくだく)
→事のよしあしにかかわらず、何事でもはいはいと従うさま。人の言いなりになり、おもねるさま。
意気軒昂(いきけんこう)
→意気込んで、奮い立つさま。元気や勢力が盛んなさまで、威勢のいい様子。
意気消沈(いきしょうちん)
→元気をなくすこと。しょげかえること。
以心伝心(いしんでんしん)
→文字や言葉を使わなくても、お互いの心と心で通じ合うこと。
一言居士(いちげんこじ)
→何かにつけ、自分の意見を一言でも言わなければすまない性格の人。口を出さずにいられない人。
一網打尽(いちもうだじん)
→ひと網であたりのすべての魚や鳥獣などを捕らえること。転じて、犯人などをひとまとめに捕らえること。
一攫千金(いっかくせんきん)
→一度にたやすく大きな利益を手に入れること。一つの仕事で巨利を得ること。
一喜一憂(いっきいちゆう)
→状況の変化などちょっとしたことで、喜んだり不安になったりすること。また、まわりの状況にふりまわされること。
一騎当千(いっきとうせん)
→群を抜いた勇者のたとえ。また、人並みはずれた能力や経験などのたとえ。一人の騎兵で千人もの敵を相手にできる意から。
一瀉千里(いっしゃせんり)
→流れのきわめて速い形容。転じて、文章や弁舌などが巧みでよどみのないことのたとえ。また、物事が一気にはかどることのたとえ。物事が調子よく速やかに進み片付くたとえ。
一視同仁(いっしどうじん)
→すべてを平等に慈しみ差別しないこと。えこひいきがなく、だれかれの区別なく同じように人を遇すること。
一知半解(いっちはんかい)
→少ししか分かっておらず、十分に理解していないこと。生半可な知識や理解しかないこと。
意味深長(いみしんちょう)
→人の言動や詩文などの表現に、非常に深い趣や含蓄のあるさま。また、表現の表面にあらわれた意味のほかに、別の意味が含まれているさま。
有為転変(ういてんぺん)
→この世のすべての存在や現象は、さまざまな原因や条件によって常に移り変わるものであり、少しの間もとどまっていないこと。また、この世が無常で、はかないものであるたとえ。
右顧左眄(うこさべん)
→右を見たり左を見たりして、ためらい迷うこと。また、まわりの情勢や周囲の思惑・意見を気にして、なかなか決断できないでいること。
有象無象(うぞうむぞう)
→数は多いが、種々雑多なくだらない人や物。ろくでもない連中のこと。多くの人々を卑しめていう。また、形があるものも、ないものもすべて。有形無形のすべて。
紆余曲折(うよきょくせつ)
→道や川などが曲がりくねること。また、種々込み入っていて複雑なこと。事情が込み入っていて解決に手間どること。
雲散霧消(うんさんむしょう)
→雲が散り霧が消え去るように、あとかたもなく消えてなくなること。
栄枯盛衰(えいこせいすい)
→栄えることと衰えること。栄えたり衰えたりを繰り返す人の世のはかなさをいう。
会者定離(えしゃじょうり)
→この世で出会った者には、必ず別れる時がくる運命にあること。この世や人生は無常であることのたとえ。
●カ行
快刀乱麻(かいとうらんま)
→こじれた物事を非常に鮮やかに処理し解決すること。鋭利な刃物で、もつれた麻糸を断ち切るように物事を処理する意から。
偕老同穴(かいろうどうけつ)
→夫婦が仲むつまじく添い遂げること。夫婦の契りがかたく仲むつまじいたとえ。夫婦がともにむつまじく年を重ね、死後は同じ墓に葬られる意から。
侃々諤々(かんかんがくがく)
→ひるまず述べて盛んに議論をするさま。議論の盛んなことの形容。また、はばかることなく直言するさま。
艱難辛苦(かんなんしんく)
→非常な困難にあって苦しみ悩むこと。
閑話休題(かんわきゅうだい)
→それはさておき。ともかく。話が横道にそれたのを本筋に戻すときにいう語。主として文章中で用いる。
危急存亡(ききゅうそんぼう)
→危険が切迫して存続するか滅びるか、生き残れるか死ぬかの瀬戸際のこと。
旗幟鮮明(きしせんめい)
→主義主張や態度などがはっきりしているたとえ。旗じるしがはっきりして鮮やかである意から。
奇想天外(きそうてんがい)
→普通では思いもよらない奇抜なこと。またそのさま。
喜怒哀楽(きどあいらく)
→人間のもつさまざまな感情。喜び・怒り・悲しみ・楽しみの四つの情のこと。
急転直下(きゅうてんちょっか)
→物事の事態や情勢が突然に変化して、解決・結末に向かうこと。
毀誉褒貶(きよほうへん)
→誉めたりけなしたりすること。そしりとほまれ。また、誉めたりけなしたりする世評。世間の評判。
行住坐臥(ぎょうじゅうざが)
→日常の立ち居振る舞いのこと。転じて、ふだん・常々の意。
勤倹貯蓄(きんけんちょちく)
→仕事に励んでつつましく暮らし、お金を貯めること。
偶像崇拝(ぐうぞうすうはい)
→偶像を信仰の対象として重んじ尊ぶこと。神仏を具象するものとして作られた像などを、信仰の対象としてあがめ尊ぶこと。また、あるものを絶対的な権威として無批判に尊ぶこと。
軽佻浮薄(けいちょうふはく)
→考えや行動などが軽はずみで、浮ついているさま。
鶏鳴狗盗(けいめいくとう)
→小策を弄する人や、くだらない技能をもつ人、つまらないことしかできない人のたとえ。また、つまらないことでも何かの役に立つことがあるたとえ。
月下氷人(げっかひょうじん)
→縁結びの神。転じて、男女の縁の仲立ちをする人。仲人。媒酌人。
乾坤一擲(けんこんいってき)
→運を天にまかせて、のるかそるかの大勝負をすること。天下をかけて一度さいころを投げる意から。
権謀術数(けんぼうじゅっすう)
→巧みに人をあざむく策略のこと。
行雲流水(こううんりゅうすい)
→空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動するたとえ。また、一定の形をもたず、自然に移り変わってよどみがないことのたとえ。
荒唐無稽(こうとうむけい)
→言説などがでたらめでよりどころがないさま。
欣求浄土(ごんぐじょうど)
→極楽浄土に往生することを心から願い求めること。
言語道断(ごんごどうだん)
→言葉に表せないほどあまりにひどいこと。とんでもないこと。もってのほか。
●サ行
西方浄土(さいほうじょうど)
→人間界から十万億土離れた西のかなたにあるという、煩悩のない世界。安寧と喜びに満ちた極楽。
山紫水明(さんしすいめい)
→自然の風景が清浄で美しいこと。日の光の中で山は紫にかすみ、川は澄みきって美しい意から。
四海同胞(しかいどうほう) 四海兄弟(しかいけいてい)とも言う
→世界中の人々が、相手を尊重し、真心をもって接すれば、みな兄弟のように仲良くなるということ。また、そうでなければいけないということ。
自画自賛(讃)(じがじさん)
→自分で自分のことを褒めること。自分で描いた絵に自分で賛を書く意から。
四苦八苦(しくはっく)
→非常に苦労すること。たいへんな苦しみ。もと仏教の語で、あらゆる苦しみの意。
自然淘汰(しぜんとうた)
→自然界で、生態的条件や環境などによりよく適合するものは生存を続け、そうでない劣勢のものは自然に滅びていくこと。転じて、長い間には劣悪なものは滅び、優良なものだけが自然に生き残ること。
質実剛健(しつじつごうけん)
→中身が充実して飾り気がなく、心身ともに強くたくましいさま。
七転八倒(しちてんばっとう)
→激しい苦痛などで、ひどく苦しんで転げまわること。転んでは起き、起きては転ぶこと。
自暴自棄(じぼうじき)
→希望を失い、自分などどうなってもいいとやけくそになること。失望などのために投げやりな行動をして、自分を駄目にすること。
弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)
→弱い者が強い者のえじきになること。強い者が弱い者を思うままに滅ぼして、繁栄すること。
縦横無尽(じゅうおうむじん)
→自由自在に物事を行なうさま。思う存分に。四方八方に限りない意から。
周章狼狽(しゅうしょうろうばい)
→大いにあわてること。非常にあわてうろたえること。
十万億土(じゅうまんおくど)
→この世から、阿弥陀仏がいるという極楽浄土に至るまでの間に、無数にあるという仏土。転じて、極楽浄土のこと。非常に離れている意味にも用いられる。
秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)
→刑罰・権威・節操・意志などが厳しく、また、厳かなことのたとえ。秋の厳しく冷たい霜と夏の強い日差しの意から。
春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)
→春の景色ののどかなさま。春風がそよそよと気持ちよく吹くさま。また、温和でのんびりとした人柄のたとえ。
枝葉末節(しようまっせつ)
→主要でない部分。些細な部分。本質からはずれた些末なこと。
支離滅裂(しりめつれつ)
→ばらばらでまとまりがなく、筋道が立っていないさま。
心機一転(しんきいってん)
→ある動機をきっかけとして、すっかり気持ちがよい方向に変わること。また、あることをきっかけに、すっかり気持ちや心をよいほうに入れかえること。
深山幽谷(しんざんゆうこく)
→ほとんど人が入っていないような奥深く静かな大自然のこと。
酔生夢死(すいせいむし)
→何もせずに、むなしく一生を過ごすこと。生きている意味を自覚することなく、ぼんやりと無自覚に一生を送ること。酒に酔ったような、また、夢を見ているような心地で死んでいく意から。
晴耕雨読(せいこううどく)
→田園で世間のわずらわしさを離れて、心穏やかに暮らすこと。晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家に引きこもって読書する意から。
青天白日(せいてんはくじつ)
→よく晴れわたった青空と日の光。転じて、潔白で後ろ暗いことのないことのたとえ。また、無実であることが明らかになること。
精励恪勤(せいれいかっきん)
→力の限りを尽くして学業や仕事に励むこと。
是々非々(ぜぜひひ)
→客観的に、また公平に物事を判断すること。正しいこと(是)は正しいと認め、正しくないこと(非)は正しくないとすること。
責任転嫁(せきにんてんか)
→自分が引き受けなければならない任務・責務を、他になすりつけること。
(「転嫁」は再度の嫁入りの意から転じて、ほかに移すこと。
↑このことに対し、私見ですが、「責任転化と書いても誤字ではない、むしろ適切である」というように、書き方ルールを改めるとよいのではないでしょうか?
切歯扼腕(せっしやくわん)
→はなはだしく怒り、非常にくやしく思うことの形容。
絶体絶命(ぜったいぜつめい)
→困難・危険から、どうしても逃れられないさま。追いつめられ、切羽詰まったさま。
千客万来(せんきゃくばんらい)
→多くの客が入れ替わりひっきりなしに来て絶え間がないこと。
千差万別(せんさばんべつ)
→さまざまに異なって同じでないこと。
前人未踏(到)(ぜんじんみとう)
→過去にだれも到達したり足を踏み入れたりしていないこと。いままでだれも成し遂げたことがないということ。
前代未聞(ぜんだいみもん)
→これまでに聞いたこともないような珍しく変わったこと。また、たいへんな出来事。
千変万化(せんぺんばんか)
→局面や状況などがさまざまに変化してきわまることがないこと。
速戦即決(そくせんそっけつ)
→戦いの際に、即座に敵の主力を撃破すること。戦闘を長期化させず、短い時間のうちに勝利をおさめようとすること。また、その戦法。転じて、短時間で物事の決着をつけたり仕事を処理したりすること。
●タ行
大器晩成(たいきばんせい)
→大きな器は完成するまでに時間がかかることから、真に偉大な人物も大成するのが遅いということ。大人物は遅れて頭角を現すということ。才能がありながら不遇である人に対する慰めの言葉としても用いる。
大義名分(たいぎめいぶん)
→人として、また、臣として国家や君主に対して守るべき道理・本分や節義。ある行為のよりどころとなる正当な理由や道理。
多士済々(たしさいさい・たしせいせい)
→すぐれた人物が数多くいること。また、そのさま。
多情多恨(たじょうたこん)
→感じやすい気持ちをもっているために、恨みや悔い、悲しみに思うようなことも多いこと。また、そのさま。
他力本願(たりきほんがん)
→自分の力でなく、他人の力によって望みをかなえようとすること。
談論風発(だんろんふうはつ)
→盛んに語り論ずること。
直情径行(ちょくじょうけいこう)
→感情の赴くに任せて思うとおりに行動すること。
沈思黙考(ちんしもっこう)
→黙ってじっくりと深く物事を考え込むこと。
低廻趣味(ていかいしゅみ)
→世俗的な気持ちを離れたゆったりした気分で、右から眺めたり左から眺めたりするように、余裕をもって自然や芸術、あるいは人生を眺めようとする趣向。
徹頭徹尾(てっとうてつび)
→最初から最後まで。終始。また、あくまで。けっして。
天衣無縫(てんいむほう)
→物事に技巧などの形跡がなく自然なさま。天人・天女の衣には縫い目がまったくないことから、文章や詩歌がわざとらしくなく、自然に作られていて巧みなこと。また、人柄が飾り気がなく、純真で無邪気なさま、天真爛漫なことをいう。また、物事が完全無欠である形容にも用いられることがある。
天真爛漫(てんしんらんまん)
→飾らず自然のままの姿があふれ出ているさま。生まれつきの素直な心そのままで、明るく純真で無邪気なさま。
当意即妙(とういそくみょう)
→即座に、場に適った機転を利かせること。気が利いていること。
同床異夢(どうしょういむ)
→同じ寝床に寝ても、それぞれ違った夢を見ること。転じて、同じ立場にありながら、考え方や目的とするものが違うことのたとえ。
読書百遍(どくしょひゃっぺん)
→難解な文章でも繰り返し読めば、意味が自然と分かってくるということ。
独立独歩(どくりつどっぽ)
→他人に頼らず、自分の力で信ずる道を進んでいくこと。独立して自分の思うとおりにやること。
徒手空拳(としゅくうけん)
→手に何も持っていないこと。また、何かを始めようとするときに、身一つで他に頼むものがないこと。
●ナ行
内憂外患(ないゆうがいかん)
→国内の心配事と、外国との間に生じるやっかいな事態。内にも外にも憂慮すべき問題が多いこと。
二束三文(にそくさんもん)
→売値が非常に安いこと。いくら売っても、もうけが出ないほどの安値で売ること。投げ売り。
日進月歩(にっしんげっぽ)
→日に日に、絶えず進歩すること。進歩の度合いが急速であること。
二律背反(にりつはいはん)
→二つの相反する命題や推論が、同じだけの合理性・妥当性をもっていること。また、自己矛盾に陥ること。
●ハ行
破顔一笑(はがんいっしょう)
→にっこり笑うこと。
八面六臂(はちめんろっぴ)
→多方面で、めざましい活躍をすること。また、一人で何人分もの活躍をすること。もとは仏像などで八つの顔と六本の腕をもっていること。
抜山蓋世(ばつざんがいせい)
→山を引き抜くほどの強大な力と、世を覆い尽くすほどの気力があること。威勢がきわめて盛んなさま。
八方美人(はっぽうびじん)
→だれに対しても、如才なく振る舞うこと。また、そのような人。どこから見ても欠点のない美人の意から。
半信半疑(はんしんはんぎ)
→半分は信じているが、半分は疑っている状態。うそか本当か判断に迷う様子。
百鬼夜行(ひゃっきやこう)
→悪人どもが時を得て、勝手に振る舞うこと。また、多くの人が怪しく醜い行為をすること。
百八煩悩(ひゃくはちぼんのう)
→人間が過去・現在・未来にわたって経験する多くの心の迷いや苦しみのこと。
風光明媚(ふうこうめいび)
→自然の眺めが清らかで美しいこと。また、そのさま。
不倶戴天(ふぐたいてん)
→同じ天の下には一緒にはいない、同じ天の下には生かしておかない意で、それほど恨みや憎しみの深いこと。
不言実行(ふげんじっこう)
→あれこれ言わず、黙ってなすべきことを実行すること。
不承不承(ふしょうぶしょう)
→いやいやながら、やむをえず物事を行なうこと。
夫唱婦随(ふしょうふずい)
→夫婦の仲が非常によいこと。夫が言い出し妻がそれに従う意から。
不老不死(ふろうふし)
→いつまでも年をとらず、死なないこと。いつまでも老いることなく生きること。
平身低頭(へいしんていとう)
→ひたすら恐縮すること。また、ひたすらあやまる形容。からだをかがめ頭を低く下げて、恐れ入る意から。
判官贔屓(ほうがんびいき)
→弱者や薄幸の者に同情し、味方したり応援したりすること。また、その気持ち。
茫然自失(ぼうぜんじしつ)
→あっけにとられたり、あきれ果てたりして、我を忘れること。気が抜けてぼんやりとしてしまうこと。
本末転倒(ほんまつてんとう)
→物事の根本的なことと、そうでないこととを取り違えること。
●マ行
無我夢中(むがむちゅう)
→何かに心を奪われ、我を忘れること。
無念無想(むねんむそう)
→一切の邪念から離れて、無我の境地に到達した状態。単に何も考えていないことを指すこともある。
明鏡止水(めいきょうしすい)
→邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容。
●ヤ行
唯我独尊(ゆいがどくそん)
→この世で、自分ほど偉いものはいないとうぬぼれること。
優勝劣敗(ゆうしょうれっぱい)
→生存競争で、境遇に適した者や強い者が生き残って栄え、弱い者が滅びること。すぐれた者が勝ち、劣っている者が負けることから。
勇往邁進(ゆうおうまいしん)
→恐れることなく、自分の目的・目標に向かって、ひたすら前進すること。
●ラ行
落花流水(らっかりゅうすい)
→落ちた花が水に従って流れる意で、ゆく春の景色。転じて、物事の衰えゆくことのたとえ。時がむなしく過ぎ去るたとえ。別離のたとえ。
また、男女の気持ちが互いに通じ合い、相思相愛の状態にあること。散る花は流水に乗って流れ去りたいと思い、流れ去る水は落花を乗せて流れたいと思う心情を、それぞれ男と女に移し変えて生まれた語。転じて、水の流れに身をまかせたい落花を男に、落花を浮かべたい水の流れを女になぞらえて、男に女を思う情があれば、女もその男を慕う情が生ずるということ。
離合集散(りごうしゅうさん)
→離れ離れになったり、集まって再会したりすること。
理非曲直(りひきょくちょく)
→道理にかなっていることとはずれていること。道徳的に正しいことと間違っていること。
粒々辛苦(りゅうりゅうしんく)
→穀物の一粒一粒は、農民の苦労と努力の結果実ったものであること。転じて、細かな努力を積み重ねて、たいへんな苦労をすること。
臨機応変(りんきおうへん)
→状況に応じた行動をとること。場合によって、その対応を変えること。