「Yohoo! 知恵袋」というサイトは便利ですね。
わからないことがあるとき、このサイトに質問投稿をすると、有志の方々が答えてくれます。
私も時々利用させてもらっていますが、たまには回答する側になってみたいと思い、「日本語」カテゴリーのQ&Aにトライしてみました。
以下は、そこでやりとりした「実績」です。
【Q】はご質問者の方が書いたもの。
【A】は私が書いたアンサーです。
【Q】
「が」「の」「を」の使い方で迷ってます。
以下の文章を作成したいのですが、どれが正しいですか?
1)結婚式「が」体験できるご案内
2)結婚式「の」体験できるご案内
3)結婚式「を」体験できるご案内
【A】
結婚式「が」体験できるご案内
結婚式「の」体験「が」できるご案内
結婚式「を」体験できるご案内
↑どれも文意は通じます。
ウエディングの感動を体験できる「模擬結婚式」のご案内
↑とすれば、意味はより伝わりやすくなると思います。
【Q】
修飾語の問題で「少し 砂糖を 加える」 という文があり、「少し」が修飾している文節を選びなさいという問題なのですが・・・
この場合。
①少し・・・砂糖を・・・
②少し・・・加える・・
この二つで、私自身は、②の文が成り立っているので合っているのと思うのですが、修飾している文節を的確にわかりやすく見つける方法がありましたら、教えていただけるとありがたいです。
あと、「スミレの花を大切に育てている」の文で、「大切に」はどの言葉を修飾していますか?
【A】
「少し」は「加える」に掛かる修飾語だと思います。
「少しの」ならば、「砂糖」に掛かる修飾語になりますね。
「大切に」は「育てている」に掛かる修飾語です。
「大切に」の「に」は、動作を示す語(この場合でいうと「育てる」)に掛かります。
「大切な」とするならば、「な」は人や物などの名詞に掛かります。
【Q】
英語の一人称はIだけなのに、日本語の一人称は、私、僕、俺…と非常にたくさんありますよね。 これって例えば物語なんかのキャラクター作りなんかにも役立っていて、
・俺/男の人
・僕/俺よりも弱そうな感じ
・儂/お年寄り
・拙者(使ってる人見ないけど)/サムライ
みたいな感じで、一人称だけでキャラクターが想像できて面白いと思うのですが、なぜ日本語は一人称がこんなに多いのですか?あげたらキリがないかも知れませんが、日本の一人称を知っているだけあげて頂けるともっと嬉しいです。
【A】
私、わたくし、わたし、あたし、あたい、小生、自分、わい、わて、あて、おいら、おいどん、うち、われ、わちき、手前、当方、我が輩、俺様、こちら、こっち、こちとら
そのほかにも、まだまだありますね。
【Q】
明るさを持つことを表す言葉は、「光る」「輝く」「照る」などいろいろありますが、どれもトゲトゲした、活気のある光のように感じます。
朧月の放つ明るさのような、ぼんやりと光る様子を一言で表す動詞はないでしょうか。教えてください!
【A】
潤む明かり、またたく光、などは如何でしょうか。
【Q】
「心配して損をした」と同義の四字熟語やことわざはないでしょうか?
それっぽい言い換えでも構いません。
【A】
骨折り損のくたびれもうけ
杞憂に終わった
【Q】
文章力がある方に質問致します。
「解釈する」と同じ意味の言葉、表現には他に何があるでしょうか?
【A】
(〜を~と)見る・思う・考える・とらえる・受け止める
(〜という)見方をする・認識する・理解する・解する・判断する・分析する
などがあると思います。
【Q】
表現力がある方に質問致します。
「関連付ける」と同じ意味の表現には、他に何があるでしょうか?
【A】
〜と〜を結びつける、つなげる、リンクさせる
などがあると思います。
【Q】
やわらかい表現にしたい!!
「統合化」と同じ意味で、もっとやわらかい表現にしたいのですが、どのようにしたらいいでしょうか?
【A】
統合とは、まとめる・一つの力に結集する・総合する・同化させる・体系化する・編成する・組み入れる・編入する・連結する・併合する、といった意味ですね。
「統合化」という語をやわらかい表現に置き換えるなら、「まとめる」「ひとつにする」とすれば良いのではないでしょうか。
【Q】
抑制と制御の違いは何ですか?
【A】
抑制とは、抑えること。
制御とは、抑えたり、逆に促進したりして、コントロール(調整)すること。
【Q】
チョレイって何語ですか?
意味ありますか?
【A】
チョレイとは、チョロいという言葉の変形バージョンだと思います。
「チョロい」とは、「トロい」とほぼ同じ意味で、「そんなの簡単なことだよ、トロいやつでも簡単にできる」という意味合いを含んでいると思います。
●まとめ
皆さん色々な疑問を持っているものです。
疑問を持つのはよいことですね。
疑問に対する答えを考えるのは、もっとよいことだと思います。
その答えを、きちんと人に伝わる文章にしていく試みは、思考力アップと筆力向上におおいに役立つはずです。
そう思って、私も引き続きがんばります。