文章力アップ

文章力/助詞「を・や・と」の使い方

投稿日:2018年10月6日 更新日:

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何かを学ぶのに、「もう遅い」ということはありません。

子ども時代にできなかったことがあるなら、大人になった今、やり直してみましょう。

言葉の遣い方をきちんと学ぶ。というのもいいですね。

「言葉遣いが適切な人」「学ぶべきことをきちんと学んできた人」というように、良い印象を与えることができると、何かと得です。

「この人ならきっと、仕事も私生活もすべてにおいてきちんとしているだろう」と、信頼してもらえるのです。

ではさっそく、学びをスタートしましょう。

まずは助詞の使い方をマスターすると、効果的です。

●助詞「を」「や」「と」の使い方

助詞「を」「や」「と」はそれぞれ、次のように使われます。

「を」の使用例

・酒を飲む、ハシゴをする、危ない橋を渡る(動作の対象を示す)

・鉄橋を渡る、静岡を通る、名古屋を過ぎる(移動時の経路を示す)

・会社を辞める、嫁ぎ先を飛び出す(移動の起点や経由点を示す)

「や」の使用例

・服やアクセサリーを買いたい(並立を示す)

「と」の使用例

・友人と会う、恋人とふたりきりになる(共同の相手)

・裏切者となる、バツイチとなる(作用の結果)

・ふざけるな!と怒鳴った(引用を示す)

・家庭裁判所と地方裁判所と最高裁判所(並立を示す)

<解説>

・「嫁ぎ先を飛び出す」を「嫁ぎ先から飛び出す」とすることも可能。

・「裏切者となる」を「裏切者になる」とすることも可能。

・「服やアクセサリー」とするよりも、「服とアクセサリー」としたほうが、自分の欲求により近いニュアンスになる場合もあるでしょう。臨機応変に使い分けてください。

・「友人と会う」を「友人に会う」とすることも可能。

●「と」の使い方に関連して──

「と」という助詞によく似たものとして、

「とか」
「だの」
「やら」
「なり」

といろいろな言葉がありますが、1つだけ使う場合は、最初の語につけると据わりが良いでしょう。

【例 文】砂糖と塩と酢と醤油と味噌を買ってきてくれ。

【変形例】砂糖と塩、酢、醤油、味噌を買ってきてくれ。

【例 文】砂糖とか塩とか、酢、醤油、味噌とか、いちいち面倒だ。

【変形例】砂糖とか塩、酢、醤油、味噌と、いちいち面倒だ。

【例 文】砂糖、塩、酢、醤油だの味噌だのと、いちいち面倒だ。

【変形例】砂糖だの塩、酢、醤油、味噌と、いちいち面倒だ。

【例 文】砂糖と塩、酢やら醤油やら味噌やら、いろいろ買いに行った。

【変形例】砂糖やら塩、酢、醤油、味噌と、いろいろ買いに行った。

【例 文】デパートなりスーパーなりコンビニなり、好きなところで買えばいい。

【変形例】デパートなりスーパー、コンビニでも、好きなところで買えばいい。

【例 文】煮て食うなり焼いて食うなり、好きにしろ。

【変形例】(↑慣用句なので、変形することはできません)

●少しは言葉を省いたほうがいい、という例

【例 文】お誕生日だったり、クリスマスだったり、素敵な思い出を毎日思い浮かべています。

【改善例】お誕生日やクリスマスの素敵な思い出を、毎日思い浮かべています。

●まとめの一言

助詞の適切な使い方を覚えていただけましたか?

冒頭で述べたように、言葉遣いはその人の教養レベルを如実にあらわします。

きちんとした言葉を駆使できるようになっていきましょう。

関連記事→文章力/助詞を完璧に使いこなす女子「伊豆の踊子」

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