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日本語の乱れ/あざーす・やばくね? 変な言葉や言い間違いが増えていますね?

投稿日:2017年3月24日 更新日:

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あざーす。

やばくね?

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必死の覚悟で

行かさせてもらいます。

と申しますと?

↑なんとなく変な言い回し〜と思いませんか。

思ったあなたは言語感覚が正常、というか鋭い感覚の持ち主です。

変だと思わなかった人は、言語感覚があまりに斬新、というか時代の流れに乗りきっているのでしょう。

↑それは決して悪いことではないと思うのですが、言葉を丁寧に取り扱っているかというと、どうも違うんじゃないかな〜と私は感じます。

堅苦しいことを申し上げるつもりはないのですが、言葉にまつわるあれこれを、ちょっと考えてみませんか。

●巷に増殖する「うろん語」の群れ


人との会話、テレビ、ラジオ、映画、ネットにも、「それ、日本語として変じゃない?」と首を傾げたくなる言葉があふれています。

そういう「変な言葉」のことを、私は「うろん語」と名づけてみました。

「うろん」を漢字で書くと「胡乱」です。

「胡」という文字には「でたらめ」という意味があり、「うろん」とは、「正体が怪しくて真実かどうか疑わしいこと」を意味します。

●どうも〜


うろんな言葉の一つに、「どうも〜」というのがあります。

よくある使い方の例として、「どうもありがとうございます」あるいは「どうもすみません」と言うべきところを、「どうもです」で済ませてしまう人がいるでしょう、あれですよ、あれ。

「どうも」だけでもおおよその意味は伝わり、意思疎通をはかれるのですが、その言葉を口にした人がどんな気持ちで、どんな意味をこめているのかまでは掴みにくいのです。

ですからやはり、

「どうもありがとうございます」

「どうもすみません」

と肝心の部分を口にしてほしいと思うのです。

「おはようございます」

「こんにちは」

「こんぱんは」

「お久しぶりです」

などの代わりに「どうも」を使うのも、できればやめたほうがよいのではと思います。

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●お噂はかねがね


「お噂はかねがね……」というのも、当然そのあとに続くはずの言葉が省略されているせいで、どことなく含みのある、うろんな印象になります。

省略せずにきちんと、

「お噂はかねがね伺っております。うちの者がいつもお世話になっております」

というように言えるとよいですね。

ただし、

「お噂はかねがね……いい意味で」

なんて言われると、言われたほうはいよいよ居心地の悪い思いをさせられます。

●あざ〜す


「あざーす」というのも、うろんな響きですね。

「ありがとうございます」をどれほど早口で言っても、「あざーす」にはなりません。

これはもう、意識して「あざーす」と発音しているのだとしか思えません。

「あざーす」は、かつてよく耳にした「まいどあり」という言葉の現代版なのかもしれません。

●やばくね?


突然「やばくね?」と訊かれると、いったい何のことだ〜と驚いてしまいます。

いや、言いたいことはだいたいわかるのです。

たとえば、何かおいしいものを食べているときなら、「これってすごくイケてるよね!」と言いたいのでしょう。

可愛い服や小物を見つけたときなら、「可愛いすぎて気絶しちゃいそう、やばいよね!」と同意を求めているのでしょう?

でもね、何でも「やばい」で済ませてしまうと、他の言葉を失ってしまうのではないかしら。

失うというのが大げさなら、忘れてしまう、と言い換えましょう。

言葉というものは、使わずにいると忘却の彼方に消え去り、言語能力が退化していきます。

●まとめの一言


ここまでいろいろ述べてきたとおり、いかに「うろんな」言い方とはいえ、相手の意図をおおよそ察することはできます。

しかし、察してもらって当然とばかりに「あざーす」だの「やばくね?」だのと話しかけられると、私は一瞬ムッとしてしまうことがあります。

そのいっぽうで、思わず笑っちゃう。

笑えるほど可笑しいなら、聞き逃してしまうのは惜しいという気もします。

ですから私は、うろんな言い回しを耳にしたらすかさず書き留めておくために、いつもハンドバッグにメモ帳を偲ばせています。

関連記事→ビジネスマナー/「ご弊社」「ごアクセス」・頭が「?」になる妙な言い方

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