きちんと敬語が遣えるかどうかは、その人物の力量を量るうえで一つの目安となります。
それはもう誰が何と言おうと、揺るがすことのできない事実であると思います。
私がなぜそこまで強く確信するに至ったかといえば、次のような悲惨な体験、見ようによっては滑稽な実体験があるからです。
というのが私のご認識ですが
あるとき、私はある家電量販店のサービスカウンターで、クレーマーと化していました。
そんなことはどうでもいいけど、私はその販売員に言われたとおりにですね、わざわざド○モショップまで行って、新しい端末に換えてきたんですよっ。古い端末は解約しましたよっ。
そうしたら、メールアドレスまで解約されちゃったじゃないのっ。
アドレスは絶対に変更したくなかったのに、いったいどうしてくれるのよっ!!!」
すると、その問題の販売員とは別の店員さんが応えて言ったのです。
私は怒る気も失せ、笑ってしまいましたよ。
こいつ、「私のご認識ですが」だって!
ばーか。こんなの相手にしてらんないよ。
というわけで私、ド○モショップに苦情を持ち込みました。
応対してくれたのは30代と思しき感じのよい女性で、こちらの言い分をひととおり聞いたあと、
と言いました。
少々どころかだいぶ待たされましたが、私の要求は通りましたよ〜。
としてくれたのです。
私は心からそう思いましたよ。
ともあれ、ド○モショップの粋な取りはからいにより、私のメールアドレスは復活しました。
私はほっとすると同時に、少し反省もしました。
ITに疎いのだから、機種変更にしろ新規購入にしろ、よく考えて慎重に行動しなければならないと。
それにはまず、この人なら大丈夫そうだと思える店員さんを見つけ、詳しく説明してもらうことが大切ですね。
「というのが私のご認識ですが」などと平気で言うような店員さんはアテにできません。
きちんと敬語が遣えるかどうかで、その人物の仕事の力量を量れる。
ということを、つくづく思い知らされた1日でした。
まとめ
仕事ができる人というのはたいてい、言葉を的確に操る能力に長けています。
自分の考えをうまく言語化することができるので、自ずと説明上手になり、周囲の人や上司から一目おかれる存在になっていくわけですね。
そうなるためにはまず、きちんとした言葉遣いができないとなりません。
まずは、敬語をきちんとマスターしておくべきだと思います。
当ブログでは、敬語に関する記事をいくつも搭載していますので、ぜひ参考になさってください。
読むだけで自然と、敬語の適切な遣い方を覚えられます。
ビジネスパーソン、特に営業職や接客業の方に役立つと思います。