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社会人・会社人に必須の「マナーをわきまえた表現」75パターン

投稿日:2018年2月23日 更新日:

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前記事は「好印象を与える定番フレーズ」、つまり社交辞令について、でした。

前記事→日常のさまざまな場面で使える! 憶えておきたい社交辞令200フレーズ

社交辞令を頭の中にたくさんストックしておくと、時と場合に応じた的確な一言を口にすることができます。

そこで今回は、社会人・会社人に必須のフレーズをご紹介したいと思います。

「こういう場合はこういう言い方をするといいんだな」

と、理解を深める一助としていただけますなら幸いです。

●形から入って、心を宿す


ビジネスの場では、どんな場合も、誰に対しても、常に「マナーをわきまえた表現」をすることが求められます。

その「マナーをわきまえた表現」というのが、型どおりのものであってもいいのです。

「あまりに形式的で、心が感じられない」

という人もありますが、そもそもマナーや礼儀というものは形式によって成り立つものです。

ですから、

「まずは形から」でよいと思うのです。

形を憶え、何度も口にすることにより、自分なりの感情や心がこもっていきます。

すると自ずと、「マナーが身についた人の自然な表現」となり、自分にとっても相手の方にとっても、違和感なく受け入れられるものとなっていきます。

では、さっそく、さまざまな「型」を見ていきましょう。

●仕事相手にはじめて会うときは、ぜひこんな挨拶を

はじめまして。私、○○社の○○と申します。
はじめてお目にかかります。どうぞお見知りおきください。
ご挨拶が後れましたが(申し後れましたが)、私、○○社の○○と申します。
本日は、お忙しいなか貴重なお時間をさいていただき恐縮に存じます。まことにありがとうございます。
これを機に、今後ともどうぞお引き立てのほど(ご指導のほど)、お願い申し上げます。
失礼ですが、(名刺のお名前)何とお読みすればよろしいのでしょうか。

(あってはならないことですが、名刺を持参し損ねた場合は↓)

名刺を持ち合わせておらず、大変失礼いたしました。
出直しますが、何時頃ならご都合よろしいでしょうか。
本日は貴重なお時間をありがとうございました。
○○様、今後ともどうかよろしくお願いいたします。

●顧客や取引先を訪問したときは

いつも大変お世話になっております。
失礼いたします。

(「お邪魔します」はNG)

今日はありがとうございました。また伺います。

(「また来ます」はNG)

●仕事相手にご来訪をお願いするときは

お忙しいところを申し訳ないのですが、こちらまでおいで願えますか。

(「お越し願えますか」「お運びいただけますか」「ご足労を願えますか」もOK)
(「来ていただけますか」はNG)

ご都合はいかがでしょうか。

(「ご都合はどうですか」はNG)

いかがいたしましょうか。

(「どうしますか」「どうなさいますか」はNG)

何時にいたしましょうか。

(「何時にしますか」「何時にしましょうか」はNG)

○○をお持ちいただけますか。

(「ご持参くださいますか」はNG)

どうぞよろしくお願いいたします。

(「よろしくどうぞ」はNG)

●仕事相手を出迎えるときは、ぜひこんな対応を

○○様、いらっしゃいませ。お待ちしておりました。
お忙しいところを、お運びいただきまして。
こちらへどうぞ。ご案内いたします。

(床に段差があるときなど↓)

お足元にお気をつけください。
○○が、ただいま参ります。

(「○○さんが今、来ます」「いらっしゃいます」はNG)

お掛けになってお待ちください。

(「お座りになって」はNG)

お客様がお見えになりました。
お客様をご案内しました。

(「お客様をお連れしました」はNG)

お待たせして失礼いたしました。
あいにく、○○はただいま席をはずしております。
お急ぎでしたら、私がご用件を承りますが。
お差し支えなければ、私がご用件を承りますが。
承知いたしました。
かしこまりました。

(「わかりました」「了解です」はNG)

○○に申し伝えます。

(「○○さんにお伝えします」「言っておきます」はNG)

●電話でやりとりするときは

いつも大変お世話になっております。○○社の○○と申します。○○様にお取り次ぎを願えますか。
○○様、いつも大変お世話になっております。今、お話ししてよろしいでしょうか。
いつも電話ばかりで失礼しております。
電話で大変申し訳ないないのですが。
いただいたお電話で失礼ですが、この件、ちょっとよろしいでしょうか。

(よく聞き取れなかったときなどは↓)

お電話がちょっと遠いようで。
と、おっしゃいますと?

(「と申されますと?」はNG)

私ではわかりかねますので、担当の者に替わります。
折り返しお電話いたします。(お電話させます)
○○様におことづてをお願いしたいのですが。
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●会議・商談・交渉など、大事な場面では、ぜひこんなフレーズを

定刻になりましたので、始めさせていただきます。
お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。
ではさっそく、○○についてご説明申し上げます。
手短に申しますと。
結論から申しますと。
○○をご利用いただけます。

(「ご利用できます」はNG)

○○を用意しております。

(「用意してございます」はNG)

すでにご存じかと思いますが、ご覧に入れたいものがございます。
もう少し、続けさせていただいてよろしいでしょうか。
以上で説明を終わりますが、何かご質問があれば、どうぞご遠慮なくお願いいたします。
ご理解いただけたでしょうか。
ご納得いただけたでしょうか。
お気に召したでしょうか。
ご意見をお聞かせください。
おおせのとおりです。
まさに、おっしゃるとおりでございます。
おっしゃるところはよくわかりますが。
そのあたりは見解の分かれるところですね。
すみません、少し誤解があるようですが。
私の手元の資料では○○となっておりますが。
改善案として、このような方法はいかがでしょうか。
ご発言中ですが、要約させていただくと。
まことに恐縮ながら、○○にしぼってご意見をいただけますでしょうか。
その議論は、また別の機会に。
他の方のご意見も伺いたいと思います。
ほぼ意見も出つくしたようですね。
ちょっと意見の整理をしておきましょうか。
本題に戻しますと。
時間がございませんので、今日のところは、そういうことにしておきましょうか。
いろいろと素晴らしいご意見をいただき、ありがとうございました。
おかげさまで、中身の濃い打ち合わせができました。

●まとめの一言


社会人・会社人に必須の社交辞令をご紹介してまいりました。

「こういう場面では、この定番フレーズを」

というように、使い方がほぼ定められているので、とても便利ですし、簡単ですね。

社交辞令の「形」を憶え、何度も口にして、自分なりの感情をこめていきましょう。

関連記事→ネガティブなことをポジティブに言い換えるレッスン

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