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ネガティブなことをポジティブに言い換えるレッスン

投稿日:2018年3月2日 更新日:

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人に嫌な思いをさせないように、できるだけ口を慎む。

というのは大事なことだと思います。

でも──

「いつも人の顔色を窺って萎縮している」

「同調圧力におしつぶされそうだ」

「社内の空気は閉塞感があって働きづらい」

というようになっては困りますね。

言いたいことがあるときは、きちんと伝えられるようになりたいと思いませんか。

いい方法があります。
ネガティブなことをポジティブに言い換えればよいのです。

たとえば、「つまらない」と否定すれば角が立ちますが、「もうひと工夫ほしい」と肯定的に言えば、相手はそれを応援メッセージとして快く受け取ってくれるでしょう。

まさに「ものは言いよう」ですね。

ネガティブなことをポジティブに変換すると、閉塞状況から抜け出す緒が見えてくるはずです。

●自分はどこまでポジティブかを測る目安


自分が自分に対してどれだけポジティブか、そして人に対して、あるいは物事に対して、どこまで肯定的なとらえ方ができているか、知りたいと思いませんか。

あなたの肯定度を測る目安の一つとなるのが、日常の言葉遣いです。

ある人のことを思い浮かべて、

「服装が悪趣味だ」

「落ち着きがない」

「しつこい」

「優柔不断」

といったネガティブなことしか思いつかないようなら、肯定度はかなり低いレベルだと思ったほうがよいでしょう。

実際に服装の趣味が悪い人がいても、「悪趣味だ」と否定的に見るのではなく、「個性的だ」と肯定的にとらえることができる人は、ポジティブで寛大な精神の持ち主だといえますね。

周囲もきっと、

あの人はものの見方が多面的でポジティブだ、心が広い。

と、高く評価していることでしょう。

言葉の使い方ひとつで、世界の見え方が変わり、性格まで変わり、したがって周囲の評価も変わっていくものです。

ネガティブな表現は努めて避け、できるだけポジティブな表現を使っていきましょう。

↑それは相手の長所探しをすることにつながり、コミュニケーションを円滑にするうえでも、とても役立ちます。

ネガティブワードをポジティブワードに変換することにより、意外な発見があるはずです。
発想の転換になり、仕事に役立つこと間違いなしです。

以下に具体例を挙げていきますので、ぜひ参考になさってください。

●ネガをポジに変換するレッスン


「服装や髪型が悪趣味」→「独特のセンス、個性的」

「似合わない」→「雰囲気が合わない」

「流行遅れ」→「時代に流されない」

「派手」→「華やか」

「太っている」→「ふくよか、貫禄がある」

「やせている」→「スリム、スレンダー」

「狭い」→「コンパクトな」

「ありきたりの」→「定番の」

「不便だ」→「使いこなす楽しみがある」

「安物」→「リーズナブル」

「古い」→「伝統がある」

「わけがわからない」→「芸術的、抽象的」

「無愛想」→「クール、寡黙」

「頑固」→「意志が固い」

「自己主張が強い」→「自分の意見を持っている」

「強引・仕切りたがる性格」→「リーダーシップがある」

「態度が横柄」→「貫禄がある」

「偉そうにしている」→「堂々としている」

「食べ物の好き嫌いが激しい」→「舌が肥えている」

「独善的」→「自信に満ちている」

「うるさ型」→「論客」

「文句が多い」→「自分の意見がある」

「年寄りじみている」→「大人の雰囲気がある」

「あきらめが悪い」→「失敗してもくじけない」

「無鉄砲」→「失敗を恐れない」

「うるさい、騒々しい」→「活気がある、元気」

「落ち着きがない」→「アクティブだ」

「口がうまい」→「説得力がある」

「おしゃべり」→「話し上手」

「噂好き」→「情報通」

「八方美人」→「誰とでも仲良くなれる」

「ずる賢い」→「機転が利く」

「そそっかしい」→「行動が素早い」

「せっかち」→「テキパキしている」

「一貫性がない」→「状況に合わせて行動するタイプ」

「飽きっぽい」→「多趣味だ」

「しつこい」→「粘り強い」

「理屈っぽい」→「論理的」

「遠慮がない」→「物怖じしない、フレンドリー」

「時間にルーズな人」→「なにかと多忙な人」

「信念がない」→「柔軟性がある」

「すぐに意見を変える」→「人の意見を尊重する、協調性がある、変化に対応できる」

「行き当たりばったり」→「臨機応変」

「うまく立ち回る人」→「周囲がよく見えている人」

「経験不足」→「これから伸びる可能性がある、斬新な発想が期待できる」

「仕事が遅い」→「仕事が丁寧だ」

「応用がきかない」→「基本に忠実だ」

「不器用」→「地道に頑張るタイプ」

「要領が悪い」→「マイペース、正直すぎる」

「即戦力はない」→「将来性がある」

「能力的に劣る」→「可能性を秘めている」

「出世が遅い」→「大器晩成」

「芽が出ない」→「大器晩成型」

「平凡」→「手堅い」

「人に気を遣いすぎる」→「心配りが細やか」

「神経質」→「几帳面」

「消極的」→「手堅い、着実」

「おとなしい」→「控え目な」

「無口」→「もの静か」

「のんびりしている」→「余裕がある」

「性格的に弱い」→「繊細、ナイーブ」

「優柔不断」→「思慮深い」

「無趣味・面白みがない」→「仕事一筋」

「新しいことに挑戦しない」→「堅実だ」

「気が小さい」→「謙虚だ」

「小心者」→「慎重」

「行動力がない」→「じっくり考えるタイプ」

「細かいことを気にする」→「几帳面」

「地味」→「素朴」

「視野が狭い」→「ひとつのことに集中して掘り下げるタイプ」

「性格が暗い」→「落ち着いている」

「頼りない」→「やさしい、温厚」

「世間知らず」→「子供の心を残している」

「友達がいない」→「自立している」

「気が利かない」→「物事に動じない」

「マザコン」→「母親思いの人」

「オタク、マニアック」→「ひとつのことに精通している」

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●褒め言葉はカジュアルに


人をけなさないまでも、批評してばかりして、褒めることをしない、というのはダメですね。

たった一つの褒め言葉や励ましの言葉から、話が広がり、楽しい会話が弾むようになっていきます。

【カジュアルな褒め言葉の例】

「おしゃれですね」

「センスがいいですね」

「笑顔がとても素敵」

「聞き上手ですね」

「教え方が上手ですね」

「歌がお上手ですね」

「やさしい人ですね」

「努力家ですね」

「行動力がありますね」

【カジュアルな励まし言葉の例】

「あなたならきっとできると信じています」

「応援しています」

「期待しています」

「力になれることがあれば何でも言ってください」

●まとめの一言

人を褒めたり励ましたりすることを「お世辞をつかう」ことと同じように考えている人もいるかもしれませんが、決してそうではないのです。

褒める、励ますとは、相手に共感すること、相手への理解を示すことなのです。

心からの共感と理解を惜しみなく示すことができるよう、たくさんの褒め言葉と励まし言葉をストックしておきましょう。

関連記事→日本語の乱れ/あざーす・やばくね? 変な言葉や言い間違いが増えていますね?

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