文章力アップ

文章力を高める10の行動。すべて試してみる価値あり!

投稿日:2017年5月4日 更新日:

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文章を書くのはちょっと苦手、という人は少なくありません。

「思うように書けない」「何を書けばいいのかわからない」という声をよく耳にします。

「どうすればスラスラ書けるようになりますか」と聞かれることもしょっちゅうです。

答えに窮します。

ライターという職に就いている私のような者でも、いつも思いどおりに書けるわけではないからです。

「でも書いているでしょ。書けるでしょ。よくそんなに書くことがありますね」

と言われれば、たしかにそのとおりです。

「だったら、その方法を教えてくださいよ」

と、ある人に言われました。

それで、ない知恵をしぼって一生懸命に考えてみました。


文章を書くうえで何よりも大事なのは、「書くことが苦手」という

「苦手意識」を払拭する

ことだと思います。

「下手かもしれないけれど、書くことは好き。だって面白いもん」
と感じるようになるとよいですね。

そうなれば、あとは自然と、手が動きだします。

でも、苦手意識をなくすには、どうすればいいのでしょう。

強いて言えば、次の方法が考えられます。

●文章力を高める10の行動

1・読書


私の知るかぎり、「本はまったく読まないけれど文章を書くことは得意」なんていう人は一人もいません。

読むことと書くことは密接につながっています。

たくさん読むから、たくさん書けるようになるのです。

読書の効用

・語彙を増やすことができます。

・多種多様な言い回しと比喩表現を覚えることができます。

・文章による表現力がつきます。

2・名文音読


「これ、いい文章だなあ」と思うものを、声に出して読んでください。

いわゆる文豪の作品、誰もが認める名文でなくてもいいのです。

心地よいリズムの文章を選んで、口で発してください。

名文音読の効用

・耳から脳へと、ダイレクトに情報を送り届けることができます。

・文章のリズムと流れを体感することにより、感度が高まります。

3・名文書き写し


これも名文音読の場合と同じで、いわゆる文豪の作品、誰もが認める名文でなくて構いません。

あなた自身が「これ、いい文章だなあ」と思うものを、ただ読むだけでなく、

手を動かして書き写してください。

名文書き写しの効用

・名文の名文たる所以を、手を通じて体感できます。

・体感することにより、真似ることができるようになっていきます。

・学ぶことは真似ること、です。

4・文の主旨要約


この場合は、どんな文章を使っても構いません。

あかて、わかりにくい文章を使うというのも一つの手です。

まずは文章を読み、筆者が何を伝えようとしているのかを考えて、要点をまとめてください。

↑元の文章を10分の1のボリュームに減らす、コンパクトにまとめるということです。

ただ文字数を減らせばいいというものではなく、

要点をしっかりとおさえることが大事です。

主旨要約することの効用

・読解力と思考力が養われます。

・論述式のレポート作成や試験答案に強くなります。

5・書く


読むだけでなく、書くことにもチャレンジしてください。

インプットからアウトプットに転じるのです。

最初は短い文章でよい、と思います。

ツイッターに投稿するときの要領でいきましょう。
140文字くらいなら書ける、という人がほとんどでしょう。

ツイッターもフェイスブックも使ったことがないという人は、まずは140文字から始めてみましょう。

書くことの効用

・書くことにより、考えをまとめやすくなります。

・書けば書くほど慣れてきます。

・書くことにより上達します。
(これ以上の特効薬はありません。)

6・推敲する


書いたものを読み直してください。

誤字や脱字がないか、語句の誤用がないか、チェックしてください。

直すべき箇所があれば直してください。

さらにもう一度読み、同じことを繰り返し述べている箇所がないかどうか、チェックしてください。

重複している箇所は、思い切って削除してください。

続いて、話が行ったり来たりしている箇所がないかどうか、チェックしてください。

一つの話題について書き切ってから、次の話題に進む、というのが理想的です。

必要に応じて、文の並べ替えを行ってください。

推敲の効用

・推敲をすることにより、文章の精度が増します。

・最も主張したいポイントが見えてきます。

・言いたいことが明確に伝わる文になります。

7・本を分解してみる


これは、本をバラバラにするということではありません。

一冊の本におさめられている情報を内容ごとに分類してみるということです。

すると、作者がどのような意図で原稿を組み立てていったのかがわかります。

本の中身の構造を分析し、「なるほど、こうやって情報を組み立てていくのか」と理解できるようにすることを目標としてください。

ビジネス書など、目次が付いている本を材料にすると、やりやすいと思います。

目次を見れば、その本の構造が一目瞭然です。

そのようにして情報の分類整理、構造分析に慣れてきたら、目次など一切付けていない小説本を相手に、ストーリー展開の方法を分析してみましょう。

分解の効用

・本一冊分の構成のしかた(章立て)がわかるようになります。

・起承転結あるいは序破急など、文の流れを的確に読み取れるようになっていきます。

・膨大な量の文章を順序よく組み立てることができるようになります。

8・雑誌記事風に構成してみる


お気に入りの雑誌を参考にしながら、記事原稿の構造を分析してみてください。

タイトル、サブタイトル、リード文、小見出し、本文、キャプション(写真に添えられた説明文)、コラム、欄外メモ

など、情報の質や種類に応じて適切な仕分けがなされていることがわかるでしょう。

構成することの効用

・情報をどのように整理し、どのように組み立てると効果的かがわかります。

9・添削を受ける


あなたよりも文章が上手な人、もしくはプロのライターに、

添削を依頼してみましょう。

どこをどう直せば、より読みやすく伝わりやすい文になるか、お手本を示してもらってください。

添削の効用

・自分の文章のどこがわかりにくかったか、ズバリ指摘してもらうことができます。
(あなたの原稿に朱色の文字が書き込まれることによって、改善点が指摘されます。)

・改善ポイントを意識することにより、文章が上達していきます。

・ただし、そう簡単に悪文と縁が切れるわけではありません。病いは必ずぶり返します。

10・悪文リライト


読みにくい文章、要領を得ない文章なら、世の中にいくらでも出回っています。

他人が書いた「悪文」を、一読ですっと理解できる文に書き直すことを試みてください。

自分の欠点は気づきにくいものですが、他人のアラはよく目につきます。

人のふり見て我がふり直せ!!

文章力の伸び悩みを打破する方法はこれに尽きます!

悪文リライトの効用

・どんなふうに書くと悪文になってしまうのか、手に取るようにわかります。

・読みにくい悪文を一読ですっと理解できる文に書き直すことにより、確実に文章力がアップします。

・プロに添削の受け、改善点を指摘されてもなかなか治らなかった「悪い癖」と縁を切ることができます。

●まとめの一言


ここに挙げた10の方法は、すべて私自身が実践してきたことです。
確実に効果がある、と私は確信しています。

あなたも一度試してみませんか。
すべて試してみる価値あり!です。

10のうち1つでも2つでも、気に入るものがあれば、それを続けてみてください。
あなたの文章力は確実に高まっていきます。

「読むのも書くのも好き。だって面白いんだもん」

と言えるようになっていただきたいと願っています。

関連記事→悪文リライトにチャレンジしてみませんか

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