コロケーション

目を細める、丸くする、回す、三角にする、白黒させる

投稿日:2019年3月29日 更新日:

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皆さん、「コロケーション」って何のことだかご存じですか?

コロケーションとは「連語」のこと。

つまり、語と語が自然につながり、結びついていることです。

たとえば、「目を細める」というのもコロケーションです。

これは「嬉しそうな表情をする」という意味です。

「目を丸くする」

「目を回す」

「目を三角にする」

「目を白黒させる」

というのもコロケーションです。

目にまつわるコロケーションはたくさんあるんですね。

目からいろいろなことが読み取れる、伝わっていく、ということでしょう。

このブログでは、日常よく使われるコロケーションを紹介しています。

あなたがこれまで知らずにいた言い回しがきっと見つかりますよ。

そして、読めば読むほど、「そうか、こういうときはこう言えばいいのか」と新たな発見が増していくと思います。

コロケーションを数多く知っていると、言葉の世界が広がり、表現の幅も広がります。

その場の状況に応じて、タイミングよく使っていけるとよいですね。

●「メ」で始まる言葉のコロケーション

●目が→合う

●目が→利く=物事のよしあしがわかる、見分ける力がある、ということ

●目が→曇る=判断力が鈍ること

●目が→くらむ=惑わされて、正確な判断力を失うこと

●目が→肥える=いいものをよく見ているので、よいか悪いかの識別力がついていること

目が利く、とも言います

●目が→冴える=神経が昂ぶって眠れなくなること

●目が→覚める

●目が→据わる=酒に酔うなどして、目が一点を見つめたまま動かなくなること

●目が→高い=優れているものを見分ける能力があること

反対語は「目がない」

●目が→届く

●目が→飛び出る=値段が高いことにひどく驚く、という意味

目玉が飛び出る、目の玉が飛び出る、とも言います

●目が→ない=価値を見極める能力が劣っていること。あるものが大好きで夢中であること。

反対語は「目が高い」

●目が→離せない

●目が→光る=厳しく監視すること

目を光らせる、とも言います

●目が→回る=大変に忙しいことのたとえ

●目から→鱗(うろこ)が落ちる=何かをきっかけにして、分からなかったことが急に分かるようになること

●目から→鼻へ抜ける=抜け目がなく、すばしこい様子のこと

●目から→火が出る=頭などを強く打って、一瞬くらっとすること

●目じゃ→ない=相手にならない、ということ

●目と→鼻の間=非常に距離が近い、ということ

●目に→余る=あまりにひどいので黙認できない、ということ

●目に→浮かぶ=実際にその光景を見ているように、ありありと想像できること

●目に→映る=現実に見えていること

●目に→角(かど)を立てる=怒りや憎しみをこめて、鋭い目つきをすること

目を三角にする、とも言います

●目に→障(さわ)る=気にかかってイライラする、という意味

●目に→染みる

●目に→する

●目に→立つ

目を引く、とも言います

●目に→付く

●目に→留まる

●目に→入る

●目に→触れる

●目に→見える=見た目にはっきりと分かること

「目に見えてピアノが上達した」というように使いますね

●目にも→留まらぬ=非常に素早いことの形容

●目に→物言わす=目で気持ちを伝えること

●目に→物見せる=ひどい目にあわせて、思い知らせること

●目の→色を変える=あるものを得ようとして必死になること

●目の→敵(かたき)=特別に憎く思う人や物のこと

●目の→黒いうちは=生きている間は、という意味

●目の→付け所=特に注目すべき点

●目の→毒=見ると害になるもの。見ると欲しくなるもの。

●目も→当てられない

●目も→あや=目が覚めるほど美しい様子

●目も→くれない=見向きもしない、無視する、ということ

●目を→疑う

●目を→奪われる

●目を→覆う=あまりにひどいので、直視しないようにすること

●目を→掛ける=見どころがあるとして、可愛がること

●目を→掠(かす)める

目を盗む、とも言います

●目を→気にする

●目を→潜(くぐ)る=監視や見張りに見つからないようにすること

●目を→配る

●目を→くらます=人の目をごまかすこと

●目を→凝(こ)らす=集中して見ること

目をさらす、とも言います

●目を→皿のようにする=目を大きく見開き、全神経を集中して見ること

●目を→三角にする=怒ったときの目の形容

目に角を立てる、とも言います

●目を→白黒させる=びっくりしたとき、または食べものが喉につかえそうになったときの形容

●目を→据える=まばたきもしないで、じっと見ること

●目を→注ぐ=目をそちらに向けること

●目を→側(そば)める=横目で見ること

●目を→そらす

●目を→付ける

●目を→つぶる

●目を→吊り上げる=怒りなどから、目尻を高く上げた表情になること

●目を→通す

●目を→盗む

●目を→逃れる

●目を→離す

●目を→引く=目立つこと。人々の注意を引くこと。

●目を→開く=それまで知らなかったことなどを、初めて知ること

目を開かれる、とも言います

●を→伏せる

●目を→細める=嬉しそうな表情になること

●目を→丸くする=びっくりすることの形容

●目を→回す=気絶すること。非常に忙しいのでうろたえること。

●目を→見張る=驚いたり感動したりして、目を大きく見開くこと

●目を→剥(む)く=驚きや怒りのために、目を大きく見開くこと

●目を→やる=視線を向けること

●芽が→出る=成功の兆しが見えること。草木の芽が生えること。

芽を吹く、とも言います

●芽を→摘む=大事に至る前に、物事の進行を止めること。草木の芽を摘み取ること。

●銘(めい)を→打つ=製作者が自分の製作物に名前を刻むこと。品物に名前をつけること。

●名案が→浮かぶ

●明暗を→分ける=幸福と不幸、喜びと悲しみ、勝利と敗北など、明るい面と暗い面の区別がはっきりつくこと

●名声が→高い

●名声を→博する

●命脈(めいみゃく)が→尽きる=死ぬこと

命数(めいすう)が尽きる、とも言います

●命脈を→つなぐ=細々と生き長らえること

命脈を保つ、とも言います

●迷惑を→かける

●迷惑を→被(こうむ)る

●目頭(めがしら)が→熱くなる=感動して涙があふれそうになること

●目頭を→押さえる=涙がこぼれないように、目に手などをあてがうこと

●目頭を→拭(ぬぐ)う=涙を拭くこと

●(めがね)に→適(かな)う=目上の人に気に入られること

お眼鏡に適う、とも言います

●メガホンを→取る=監督として映画を撮ること

メガホンを握る、とも言います

●目くじらを→立てる=人の欠点をあげつらって非難すること

●目薬が→利く=賄賂として渡したほんのわずかな金品の効果があらわれること

●目先が→利く=先のことがよく予測できる、という意味

●目先を→変える=人を飽きさせないように、今までとは違った趣向にすること

●目尻を→下げる=嬉しそうな、または好色そうな表情をすること

●メスを→入れる=医者がメスを使って切開すること。災いの根を取り除くために、思い切った手段をとること。

●目つきが→鋭い

●目つきが→悪い

●鍍金(めっき)が→剥(は)げる=取り繕っていた中身があばき出されること

馬脚をあらわす、とも言います

●滅相(めっそう)も→ない=とんでもない、という意味

●目処(めど)が→立つ

見通しが立つ、目処がつく、とも言います

●目の皮が→たるむ=眠くなること

●目端(めはし)が→利く=その場の雰囲気を見計らう機転が利くこと

●目鼻が→つく=だいたいの見通しがつくこと

●目張(めば)りを→入れる=舞台化粧として、目のふちを墨などでくっきりと描くこと

●目星(めぼし)を→つける=おおよその見当を決めておくこと

星をつける、とも言います

●メモを→とる

●メモを→残す

●めりはりが→利く

●めりはりに→乏しい

●めりはりを→つける

●面と→向かう=直接顔を合わせて相対すること

●面を→取る=剣道で、相手の面(頭部)に打ち込んで勝ち点を取ること。←転じて、誇らしい勝利を得ること。または、野菜などの角の部分を少し削って、丸みをもたせること。

●面皮(めんぴ)を→剥(は)ぐ=厚かましい者の悪事を暴くこと

●面目(めんぼく)が→立つ=体面が保たれること

●面目(めんぼく)が→潰(つぶ)れる=名誉を失い、世間に対して顔向けできなくなること

●面目(めんぼく)を→失う=恥ずかしくて、人に合わせる顔がない状態になること

恥をかく、とも言います

●面目(めんぼく)を→保つ=失いかけた信用を取り戻し、世間から高い評価を受け続けること

面目を施す、とも言います

●まとめの一言

日本語には数多くのコロケーションがあります。

言葉の文化が豊かだということですね。

●目に角(かど)を立てる=怒りや憎しみをこめて、鋭い目つきをすること

目を三角にする、とも言います

●目を側(そば)める=横目で見ること

●銘(めい)を打つ=製作者が自分の製作物に名前を刻むこと。品物に名前をつけること。

●命脈(めいみゃく)が尽きる=死ぬこと

命数(めいすう)が尽きる、とも言います

●命脈をつなぐ=細々と生き長らえること

命脈を保つ、とも言います

●目薬が利く=賄賂として渡したほんのわずかな金品の効果があらわれること

●目の皮がたるむ=眠くなること

↑私はこの7つを今回初めて知りました。

「目の皮がたるむ」って、年のせいでまぶたがたるむことかと思っていましたよ。アンチエイジング化粧品を使わなきゃ、なぁんてね。

「目が高い」の反対語は「目がない」

↑ということも、改めて「なるほど〜」という感じです。

目に浮かぶ、目に映る

●目に浮かぶ=実際にその光景を見ているように、ありありと想像できること

●目に映る=現実に見えていること

↑この2つの微妙な違いについても再認識しました。

メッキがはげる

●鍍金(めっき)剥(は)げる=取り繕っていた中身があばき出されること

↑私は「鍍金が剥がれる」と言っていましたが、正しくは「剥げる」なんですね。

目に物言わす、物見せる

●目に物言わす=目で気持ちを伝えること

●目に物見せる=ひどい目にあわせて、思い知らせること

↑この2つがまったく違う意味を持つことを知らずに、混同していた自分が恥ずかしくなりました。

あなたにとって、「これ覚えておこう!!」と思うコロケーションはいくつありましたか?

言葉を知れば知るほど、話すのも書くのも自由自在になっていきます。

頭を整理しながら自分の思いや考えを的確に伝えられるので、いつも気分よく過ごせます。

仕事や人間関係にきっと良い影響があるでしょう!!

関連記事→ モノにする、モノになる、モノともしない

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