クリエイティブ・ライティング

終わりなき推敲──目指せ珠玉の一篇①

投稿日:2020年8月25日 更新日:

名作の名書き出し

吾が輩は猫である。名前はまだない。(夏目漱石『吾輩は猫である』)

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。(川端康成『雪国』)

──というように、強烈な印象を残す一文から始めると、作品全体が命を吹き込まれたようになりますね。

私の小説にはそれがない!と気がつきました。

今から付け足してもいいよね、作品のクオリティ高まるよね、と勝手に決め込み、書き出しの「惹句」をひねっているところです。

すごくいいのが見つかるまで続行します。

魅惑の一文、出てこい出てこい!ひらめいて~!

と騒ぎ立てて3日後、こんなのを思いつきました。

拙作『ドブ板トランジット』の書き出し

ヨコスカはタダで人をもてなすような気前のいい町ではない。金をむしりとることが鉄則だ。いやなら飲むな。そう言ってやるのも、ここでは歓迎のしるしになる。

関連記事→終わりなき推敲──目指せ珠玉の一篇

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