エスコート術

女性が満足・納得する「理想のエスコート術」

投稿日:2022年5月18日 更新日:

エスコート上手な男性は女性に好かれる。

男性が女性に好かれるための方法として最も効果的なのは、エスコート上手になること。と私は思っています。

「エスコート」とは、人に付き添うことです。

巷で言われる「エスコート」は主に、男性が女性に付き添っていくことを指します。

男性が女性をリードしていくというよりも、男性が女性にかしづくようにして、あれこれ世話を焼き、常に女性を守るように行動する、ということなんですね。

男性がそのように意識して振る舞うと、女性はいい気分になるのみならず、信頼を寄せ、次第に安心して身を任せるようになっていきます。

色恋に関係なく、たとえばビジネス上の接待であっても、適切なエスコートがあれば、やはり気分がいいものです。

男性同士であっても、必要に応じて適切なエスコートを示すことで、より好感をもってもらえるはずです。

そこで男性の皆様に、人を、特に女性をどのようにエスコートすれば心から喜んでもらえるか、女性の立場から提案をしてみたいと思います。

提案というよりもリクエストだろ、あれこれ注文つけてるだけだろと思われそうですが、はっきり言ってそのとおりです。

女性って、実はとっても要求がましいものなのですよ。

しかし思っていることをいちいち口に出して言わないので、男性の皆様はおわかりにならないのでしょう。

女性のうるさい注文に応じる甲斐はありますよ。

「あら、このひと案外気が利くのね。もしかすると、すごく洗練されてる?」と女性が気づくきっかけ作りをすることができるのです。

女性はいったんスイッチが入ると、見る目が変わりますからね。

「マナーがいいってことは、きっと育ちがいいのね。だからこんなにやさしくて思いやりがあるんだわ。ゆとりがあっていいわあ。なんとなくセクシーな魅力も感じちゃう」というようになっていくと思います。

つきあいの長いカップル、そして、もしかすると倦怠期にあるご夫婦の場合も、奥様は思わず旦那様を見直し、惚れ直しちゃうかもしれません。

エスコート術の威力はかなりのものだと思いますよ。

術を磨いていきましょう。

待ち合わせをするなら、駅ではなくカフェか本屋さんで。

エスコートの始めの一歩は、デートの申し込みをすることですね。

このとき男性は女性に対し、少なくとも3日前には予約を入れるようにしてほしいのです。

「明日どう?」「今から出てこない?」「これから行っていい?」なんていうのはNGです。

いきなりデートに誘われても、女性はいろいろと準備があるので困ってしまいます。

女性を困らせてばかりいると、不快感をつのらせ、嫌われてしまうかもしれません。

ですから、そこは少しゆとりをもって、「今週の○曜日あたり、どうですか。○○へ行ってみませんか」というようにしてもらいたいのです。

☆☆☆☆

デートの日程が決まったら、次はどこで待ち合わせをするか、ですよね。

行き先によりますが、「○○駅の改札口で」というように、最も便利な場所を指定することがほとんどでしょう。

でも、ちょっと待って。デートは仕事とは異なるのですから、利便性や効率を追求してもしょーがないんじゃない?

追求すべきは、ロマンチックなムードでしょ。

駅の改札口周辺はいつもたいてい混雑していますし、ひどいときには殺気だっているように感じることだってあるでしょう。

そんな場所に5分も10分も立っていれば、ぐったり疲れ果て、ロマンチック気分など消滅してしまいます。

そして、あー早くうちに帰りたい、って思っちゃいますよね。

じゃどーすればいいのかといえば、駅に直結するファッションビルでもあれば、その中のカフェとか本屋さんとか、デートの幕開けにふさわしい洒落た雰囲気のスペースがいくらでもあるでしょう。

女性はデートに応じたからには念入りにおしゃれをして出てくるのですから、その美しさが映える場所で待っているようにしてくださいな。

でもって、女性の姿が見えたら軽くうなずきながら温かい笑顔で迎え、「遠くからでもすぐにわかったよ。君ってきれいだね」とかなんとか、女性を誉め称える言葉を贈ってください。

男性のそういうちょっとした心遣いを、女性は決して忘れません。

ものすごくうれしいので、10年くらいずっと感動しているということもあります。

できれば、家まで迎えに来て。

横浜に住んでいる私が、東京在住の男性と都内でデートをするとしたら、交通の便を考えて、品川か銀座あたりの店へ行くことになるのかな、と思います。

男性が横浜まで会いに来てくれるときは、横浜駅か関内駅の周辺で落ち合うことになるでしょう。

食事をするだけでなくお酒も飲むでしょうから、彼は車を置いてくるでしょうね。

では、たとえば、今度の休日は車でちょっと遠出をしてみようと彼が言ったとしたら、どこで待ち合わせる?

彼の運転でドライブするのですから、当然、彼は私の家まで迎えに来なければなりません。

「えー、そんなの面倒だよー。最寄り駅とかでいいから、そのあたりで待っててよー」なんて言うような男ではダメですね。

女性があまり歩かなくていいように、家の前で車に乗せ、帰りももちろん家まで送り届けるというのが、エスコートの極意です。

これって一見フェミニズムに反するようですが、そう大袈裟に考える必要はないでしょう。

男性と女性がお互いにエスコートしたりされたりするのは、一種のロールプレイングゲームのようなもので、ふたりともそのことを承知の上で一時的に楽しんでいるだけ、と解釈していいと思います。

さて話を戻すと、お酒を飲む男性は、デートのたびに車で送り迎えをするわけにいかないでしょうから、女性が電車に乗って待ち合わせ場所まで出向くというのはアリです。

しかし帰りは、それもお酒が入っている場合は特に、タクシーで移動することになりますね。

男性は女性の家までタクシーを走らせ、そのあと自分の家に向かう、というようにしてくれるとよいですね。

そこまでしてもらえると、女性は心から満足・納得します。

【今回のまとめ】

●デートの予約は、少なくとも3日前に。

●待ち合わせをするなら、くつろぎ感のあるおしゃれな場所で。

●男性が車を運転して女性を送迎できると一番いい。

関連記事→エスコート作法の基本は「レディファースト」

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