コロケーション

隠れもない?隠れもしない? 事実はどっちだ!?

投稿日:2018年10月26日 更新日:

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皆さん、「コロケーション」って何のことだかご存じですか?

コロッケのことでもなければ、立地のことでもありませんよ。

コロケーションとは「連語」のこと。
つまり、語と語が自然につながり、結びついていることです。

たとえば、「金に糸目をつけない」とか「金に目がくらむ」とかいうのもコロケーションです。

日本語には実に数多くのコロケーションがあります。
言葉の文化が豊かだということですね。

コロケーション取扱い上のルールはただ1つ。
「昔から言い習わしてきたとおりに従う」ということだけです。

本来の意味を知らずに、または誤解して、微妙にズレた言い方をすると、「あの人は教養がない。言葉の使い方を知らない」と笑われてしまいそう。

人前で恥をかくことのないようにしたいものですね。
それには、耳で覚え、目で覚えるしかありません。

このブログでは、日常よく使われるコロケーションを紹介しています。
あなたがこれまで知らずにいた言い回しがきっと見つかるでしょう。
そして、読めば読むほど、「そうか、こういうときはこう言えばよかったのか〜」と発見が増すと思います。

コロケーションに親しみ、言葉の世界を広げて、表現力を高めてください。

●「カ」で始まる言葉のコロケーション


我が→強い

我を→通す
我を張る、とも言います

我を→折る
角を折る、とも言います

ガードが→甘い

ガードが→固い

ガードを→固める

カーブを→切る

回を→重ねる

凱歌を→上げる
凱歌を奏する、とも言います

会議に→掛ける
会議に諮(はか)る、とも言います

快哉を→叫ぶ

会社を→興す

灰燼(かいじん)に→帰(き)する(火事などで燃えて、跡形もなくなること)

快方に→向かう

返り血を→浴びる

顔が→合わせられない

顔が→売れる

顔が→利く

顔が→曇る

顔が→揃う
顔ぶれが揃う、とも言います

顔が→立つ

顔が→つぶれる

顔が→広い

顔から→火が出る

顔に→書いてある

顔に→出る

顔に→泥を塗る
顔をつぶす、とも言います

顔を→合わせる

顔を→貸す

顔を→曇らせる

顔を→しかめる

顔を→出す
顔を見せる、とも言います

顔を→立てる

顔を→突き合わせる
鼻を突き合わせる、膝を突き合わす、とも言います

顔色を→うかがう

顔色を→変える

顔向けが→できない

鏡を→抜く(酒樽を開けること)

鍵を→握る

核心に→迫る

核心を→突く

隠れも→ない(よく知られていること)
あの人が天才だということは隠れもない事実だ、というように使います

影が→薄い

影が→差す(気配があらわれること)

影も→形もない
跡形もない、とも言います

影を→落とす(不安や思わしくないことがもたらされること)

影を→引きずる(過去の出来事の影響から抜け出せずにいること)

影を→潜める(表だったところから見えなくなること)

家計を→支える

かけがえの→ない

陰口を→利く
陰口を言う、陰口をたたく、とも言います

禍根を→残す(災いや不幸が起きる原因をそのままにしておくこと)

嵩(かさ)に→かかる(優位な立場にあることを利用して、相手を威圧したり攻めたりすること)

笠(かさ)に→着る(権威のある人の力を頼って威張ること)

風上(かざかみ)にも→置けない(同じ仲間として同等に扱えないほど卑劣であること)

風下(かざしも)に→立つ(他の勢力に先を越され、不利な立場になること)
後塵を拝する、とも言います

風(かざ)向きが→悪い(形勢が不利であること)

舵を→とる

頭(かしら)に→霜を置く(年齢を重ねて白髪になること)

頭(かしら)を→下ろす(出家すること、つまり僧や尼になること)
髪を下ろす、とも言います

風の→吹き回し

風を→切る

風を→食らう(すばやく逃げ去る様子のこと)

風を→吹かす(偉そうな態度をとること)
先輩風を吹かす、というように使います

風当たりが→強い

型に→嵌める

型の→如く(型どおり、いつもどおり、ということ)

型を→取る(ある形を真似て、同じものをつくること)

形(かた)に→取られる(借金などの担保として、自分の所有するものが一時的に相手のものとなること)

片が→つく(物事が解決すること)
方がつく、とも書きます

肩が→凝る
肩が張る、とも言います

肩で→息をする

肩で→風を切る

肩に→掛かっている(ある人にすべてが託されていること)

肩を→怒らせる

肩を→入れる(ひいきにすること、応援すること)
肩を持つ、とも言います

肩を→落とす

肩を→貸す(力を貸して援助すること)

肩を→すぼめる

肩を→並べる

肩を→抜く(負担をかけられないよう、責任を逃れること)

肩を→張る(力があるかのように見せること、威張ること)

片足を→突っ込む(関わりが少しあること)

片意地を→張る
意地を張る、とも言います

敵を→討つ
敵を取る、とも言います

固唾を→呑む

肩透(す)かしを→食う

肩透(す)かしを→食わせる

片肌を→脱ぐ(手助けをすること)

片棒を→担ぐ(悪事の企てに加わって、一部を受け持つこと)

肩身が→狭い

肩身が→広い

語るに→落ちる(隠そうとしていたことを、つい話してしまうこと)

語るに→足る(話すだけの価値があること)

勝ちに→乗ずる
勝ちに乗る、とも言います

勝ちを→拾う(幸運などによって勝利すること)

勝ち星を→挙げる
白星を挙げる、とも言います

活を→入れる

格好が→つく

喝采を→博する

勝手が→違う(自分が経験して知っていることとは事情が異なること)

活路を→開く

合点(がてん)が→いく(納得すること)

角が→立つ

角が→取れる

門口(かどぐち)に→立つ(物事のはじまりに位置すること)

金が→うなる

金が→敵(かたき)=(金銭のためにくろうしたり身を滅ぼしたりすること)

金が→物を言う

金に→飽かす
金に飽かして買い占める、というように使います

金に→糸目をつけない

金に→なる(そのことによって儲かること)

金に→目がくらむ

金を→食う(多額の金銭を必要とすること)

金を→作る(金銭を用意すること)

金を→残す

金遣いが→荒い
金遣いが派手、とも言います

金蔓(かねづる)を→つかむ

金離れが→いい・悪い

株が→上がる・下がる

株を→奪う(他人が得意とする技を自分がすること)

兜(かぶと)を→脱ぐ
シャッポを脱ぐ、白旗を揚げる、とも言います

頭(かぶり)を→振る(不承知の意思表示をすること)

壁に→ぶつかる
壁に突き当たる、とも言います

壁を→這う(植物が壁に沿ってのびること)

画餅(がべい)に→帰(き)す=(計画していたことが現実にならず、それまでの努力が無駄になること)

鎌を→かける

竈(かまど)を→起こす(財産を増やすこと)

竈(かまど)を→破る(財産をなくすこと)

竈(かまど)を→分ける(別の所帯を持つこと、分家すること)

上座に→据える

裃(かみしも)を→着る(礼儀を正し、堅苦しい態度をとること)

裃(かみしも)を→脱ぐ(くつろいで打ち解けた態度をとること)

剃刀(かみそり)の→刃を渡る(失敗したら破滅するような、危険な行動をとること)
刀の刃を渡る、とも言います

剃刀(かみそり)を→当てる(髪やひげなどを剃ること)

雷が→落ちる(目上の人から、ひどく怒られること)

髪の毛を→逆立てる(激しく怒ること)

噛んで→含める(わかりやすく噛み砕いて話し聞かせること)

カメラを→回す(映像を撮影すること)

かゆいところに→手が届く(細かなところまで心配りが行き届いていること)

殻に→閉じこもる

殻を→破る

体が→空く

体が→続かない
体がもたない、とも言います

体で→覚える(経験を通して身につけること)

体に→障(さわ)る(健康に悪影響を与えること)

体を→惜しむ(働くことを嫌がり、骨惜しみをすること)

体を→張る

借りが→ある

借りが→できる
借りを作る、とも言います

借りを→返す

軽口を→たたく(軽い気持ちで冗談などを言うこと)

変わり身が→早い

勘が→いい
勘が鋭い、とも言います

勘が→悪い
勘が鈍い、とも言います

勘が→外れる

勘に→頼る

勘を→働かせる

巻を→追う(本を読み進めること)

感に→堪えない(深く感動すること)

歓を→尽くす(十分に楽しむこと)

癇(かん)に→障(さわ)る
癪に障る・しゃくにさわる、とも言います

間(かん)を→生ずる(仲違いをすること、不和になること)

簡にして→要を得る(簡単であって、しかも要点をとらえていること)

眼(がん)を→つける(相手の顔をにらむこと)
眼を飛ばす、とも言います

願(がん)を→懸ける(ある事柄がうまくいきますようにと神仏に祈願すること)
願を立てる、とも言います

棺桶に→片足を突っ込む

干戈(かんか)を→交える(戦争をすること)

緩急を→つける

雁首(がんくび)を→揃える(人を一箇所に集めること)
雁首を並べる、とも言います

箝口令(かんこうれい)を→敷く(ある事柄に関して、人に話さないように発言を禁ずる命令を出すこと)

閑古鳥(かんこどり)が→鳴く(訪れる客が少なくて、ひっそりとしていること)

勘定が→合う(損得が釣り合っていること)

勘定が→済む(支払いが終わること)

勘定に→入れる(予想して見積もっておくこと、考慮すること)

感情に→走る

感情を→抑える

感情を→害する

関心が→高い・低い

関心を→集める

関心を→示す

関心を→引く

間然(かんぜん)する→ところがない(文句をつける余地がないこと、完璧であること)

肝胆(かんたん)→相照らす(互いに心の内を打ち明け合い、親しくつきあうこと)

肝胆を→砕く(心労の限りを尽くすこと)

眼中に→置かない

眼中に→ない

眼底を→払う(すっかり心から消えること)

勘所(かんどころ)を→押さえる(物事の最も重要な点を踏まえること)

堪忍袋(かんにんぶくろ)の→緒(お)が切れる(これ以上どうにも我慢できなくなること)

看板が→泣く

看板に→偽りなし

看板に→かかわる

看板に→する(その日の営業を終えること)

看板に→する(人の注意を引くために、あるものを表向きの名目に掲げること)

看板を→下ろす

看板を→傷つける

冠(かんむり)を→曲げる(不機嫌になること、意固地になること)
つむじを曲げる、とも言います

慣例に→従う

●まとめの一言

●「嵩(かさ)にかかる」とは、優位な立場にあることを利用して、相手を威圧したり攻めたりすること。

●「笠(かさ)に着る」とは、権威のある人の力を頼って威張ること。

↑この2つはよく似ているようでも、意味はまったく異なるんですね。

私は今回はじめて知り、いい勉強になりました。

あなたにとって、「これ覚えておきたい!!」と思うコロケーションはいくつありましたか?

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