言葉をめぐる日々雑感

「読む・書く・話す・聞く」の日々雑感③

投稿日:2022年4月1日 更新日:

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「読む・書く・話す・聞く」の日々雑感

●モヤモヤ気分を晴らしてスッキリする方法

何か思うようにいかないことがあってモヤモヤするときは、その言いたくても言えないことを、スマホのメモアプリを使って書き出してみるとよいですね。

私が使っているアプリでは、文字数300字までと制限があります。

300字を超えると入力不可となるので、言いたいことを全部言うために、重複箇所や余計な言葉を削除し、できるだけ簡潔にしていきます。

文の順序を入れ替えることもあります。

こうして全体が整い、ピタリ300字以内に収まると、胸がスーッと晴れていくから不思議です。

堂々巡りの思考に筋道が立ち、気持ちの整理がつくんですね。

数日後に読み返してみると、おやまあこんなこと考えていたのか、なんて笑っちゃうこともあります。

この方法が、私にはとてもよく効きます。

時間を忘れるほど没頭するうちに、気分が前向き・肯定的になっていくという、そんな気分転換効果があるのだと思います。

文章練習にもなりますし、すごくいいことです!

言いたいことを全部言って300字ちょうどに収める、というのがゲームみたいに面白いので、私など烈しく燃えちゃいます。

紙に書くと清書する手間がかかりますが、スマホ入力ならば好きなだけ修正できるのもいいですね!

●蛙はカエル、カエルは帰る。

カラスが鳴いたらカエルなのだ。

井の中の蛙は海の広さを知らないが、空の高さを知っているのだ。

と、天才バカボンのパパが言っていました。

赤塚不二夫の原作漫画ではなく、テレビアニメ「天才バカボン」を観て、私はそれを知りました。

●グサッときて、ジーンとくるシャンソン詞

シャルル・アズナヴールのシャンソンに、こんなのがあるようです。

おまえは滑稽でみっともない いつもふくれっ面だ

楽しくやりたいのに・・

今夜はだいぶ酔った

その勢いで 勇気を出して言うぞ

おまえに飽きたんだ

陰口はやめろ

おまえの体は魅力がない

夢も希望もなくなる

もうウンザリだ

私をイラ立たせ苦しめる

性格だから仕方ないが

ひどすぎると言えないまま・・

おまえだってわかってるだろ

絞め殺したいときだってあるんだ

たった5年で変わったな

おまえはのらくら者

結構な格好だよ

靴下はずり落ち ガウンの前がはだけてる

頭にはカーラー なんたるザマ

毎日考えるんだ

どうして好きになったのか

なぜ口説いたのか

添いとげようと思ったわけを・・

おまえは母親そっくりだ

愛を感じさせるものがない

友達の前で恥をかかせる

私に逆らい 私をののしる

おまえの毒舌と喧嘩腰なら 何でも争いの種になる

とんだカスをつかんだ

おまえと出会った日に・・

せめて何も喋らないでくれ 何をしてもいいから

人でなしの暴君 心も魂もない

それでも ともかく おまえは私の女房だ

努力次第で 元のようになれるはず

スポーツでもして やせてみな

鏡を見て 身繕いをしろ

作り笑いでもいい

心と体を磨いてくれ

嫌われてると思って 私を避けるな

優しさを見せてくれ

かわいい娘に戻っておくれ

幸せだった あの日のおまえに

時には昔のように

おまえのことを愛したいんだ

のらくら者でも おまえのことを

耳が痛い~!

でも、だから、ぐっとくるのよね!

そして、ああ私も詩を書いてみたいなあと思うのです。

●私の速読法

私は速読よりも精読、味読のほうが好きですが、必要あってたくさん読まなければならないときや、素早くササッと読了したいときは、以下の要領で読んでいます。(無意識のうちに身につけた速読法です)

●先ずは、本が伝えようとしているメッセージの概略をつかみます。

(帯コピーがあれば必ず読む)

(巻末に解説がある場合は、本論に取りかかる前に読む)

●カバーと帯を外し、本を裸にします。

(手で持ちやすくなる。ページをめくりやすくなる)

●全体の構成をつかみます。

(目次をよく読む)

(目次にキーワードらしきものが散見される場合は、それを頭に入れる)

●「はじめに」を読みます。

●「おわりに」を読みます。

●本論に取りかかります。

(最初は普通のペースで読み進める)

(目が慣れてきたら、速度を上げる)

(ページ全体を視界におさめ、大事なことを語っていそうな箇所やキーワードを探して、そこに焦点をあてて読む)

(「です・ます」「と思います」など、読まなくてもよい箇所は飛ばし読みする)

●小見出しは読みません。

(その理由は、小見出しとは、そのあとに続く文を必ずしも要約するものではないから)

(文を読んだあとに小見出しを見るほうが、まだしも理解の助けとなる)

●重要なことが書かれているページの端を折る、もしくは付箋紙を貼るようにしています。

以上が、我流の速読法で、ビジネス書やハウツー本を読むとき、私はいつもこの方法です。

好きな作家の書いたものや文芸(詩や小説)を読むときは、時間を忘れてじっくりと、その作品世界に耽るようにしています。

●ダサいオジさんも、たまにはいいこと言う。

「君は音楽を聴くとき、何に一番耳を傾けている? メロディ、リズム、歌詞? 僕は音そのものを聴いてるよ」と、ある男性(私の女友達の彼氏)が言っていました。

「けっ、キザなことぬかしやがって。ダサいおやじのくせに」と私は一瞬ムカつきましたが、よく考えてみると私自身、文章を読むときは論旨やストーリー展開などはわりとどうでもよくて、文体そのものを重視していますし、そこにちりばめられた言葉の持つイメージ喚起力を味わうことを大事にしているように思います。

ですから、「あのおっさん、なかなかいいこと言っていたんだな」と妙に感心してしまいました。

●自然体と自然態

雑誌やテレビなどでよく「自然体」という言葉が使われますね。(最近はそうでもない?)

三省堂辞書によると「しぜんたい[自然体]。柔道で,自然に立った構え。先入観や気負いのない態度」とのことです。

「自然体」のほかに、「自然態」という言葉もあるようです。

私が「自然態」という語を初めて目にしたのは、『東京では贅と見えることが金沢ではふだんの自然態であるということかもしれない。』と四方田犬彦が書いているのを読んだときです。

読んで、はっとしました。

自然体と自然態──。このふたつは意味するところが微妙に異なりますね。

微妙だからこそ、その違いを大切にしなければいけないのだと思います。

●嫁をもらう? 嫁にもらう?

「嫁をもらう」と聞いて(または読んで)、あなたはどう解釈しますか?

「よその嫁さんを略奪してくるのか?」と勘違いすることは、まずないでしょう。

正しくは「嫁にもらう」ですが、「嫁をもらう」でじゅうぶん意味は通じますね。

このように、理屈に合わないことを言っても通ってしまうのが日本語の面白いところです。

●お湯を沸かす? 水を湧かす?

「お湯を沸かす」というのも実は変な話で、正しくは「水を沸かす」でしょう。

それでも「お湯を沸かす」と言って通じるということが、大学で勉強した国語学のテキストに記されています。

「このように広く普及した言い方をあえて変える必要はない」というのが、そのテキストの趣旨だったと記憶していますし、私自身もそのように考えています。

ただ、「これって考えてみるとちょっと変な言い方だなあ」と、たまに面白がったり笑ったりするのもいいことかなと思うのです。

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