●4月の別名・異称・愛称
4月のことを「卯月(うづき)」とも呼びます。
「卯月(うづき)」=「空木(うつぎ)」で、「卯の花」が咲く月という意味です。
そのほか──
余月(よげつ)
陰月(いんげつ)
卯の花月(うのはなづき)
花残月(はなのこりづき)
木葉採月(このはとりづき)
得鳥羽月(とくちょううづき)
夏初月(なつそめづき)
初夏(しょか)
首夏(しゅか)
孟夏(もうか)
始夏(しか)
維夏(いか)
新夏(しんか)
立夏(りっか)
槐夏(かいか)
正陽(しょうよう)
純陽(じゅんよう)
六陽(りくよう)
六気(ろっき)
仲呂(ちゅうろ)
など、4月の異名は全部で40近くあります。
「夏」という字のつくものが多いのですが、旧暦では4、5、6月が夏となっていたからですね。
麦秋(ばくしゅう)という呼び方もあります。
麦が黄色に熟し、収穫の時季を迎えるという意味です。