暮らし歳時記

8月は葉月(はづき)

投稿日:2022年1月24日 更新日:

●8月の別名・異称・愛称

8月を別名「葉月(はづき)」と言い、これは「桂の葉の月」という意味です。
そこで8月には「桂月(けいげつ)」という別名もあります。

8月は桂の木の葉が紅葉し、そのため月光が明るくなると信じられていたという伝説から、この異称が生まれたそうです。

そこからまた、「月見月(つきみづき)」「観月(かんげつ)」とも呼ばれるようになりました。
明るい光を放つ月を観賞する月、という意味です。

そのほか──

壮月(そうげつ)

素月(そげつ)

仲秋(ちゅうしゅう)

紅染月(べにそめづき)

秋半(しゅうはん)

という呼び名もあり、いずれも旧暦の8月の季節感をあらわしています。

さらには──

雁来月(がんきづき)

燕去月(えんきょづき)

というのもあります。

渡り鳥の雁が飛来し、燕が去って行くという意味ですが、それは旧暦でいう8月には実際にあり得た事象です。

しかし、新暦の今とはひと月以上ずれています。

ずれているといえば、8月なのにもう「迎寒」(げいかん)「寒旦」(かんたん)「白露」(はくろ)という呼び方をすることもあります。

そう言われても実感が湧きませんね。

でもまあ、8月の暑いさかりに「迎寒」なんて言ってみるのも面白いと思います。
急に涼しくなったような気分を一瞬でも味わえると良いですね。

関連記事→9月は長月(ながつき)

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