【2005 October】
●K君──10月1日、バリ島で<爆発テロ事件>も起きましたが、この日東トルキスタン亡命政府は中国に宣戦布告しました。
ウイグル族です。
向日葵に 人差し指の迫り来る 目玉まわせば 右顧左眄する

●T子──『信長と十字架』は私もAmazonで見て買いました。
でもまだ読んでません。
さっきのメールが概説の代わりとなり、もう読むまでもない、という感じ。
☆☆
有能な映画プロデューサーはフィクサー的存在、というのは確かにそうなのでしょう。
ホント大変なご職業です。
K君もヨンジュナァもそういうドロドロした世界でやっていけるのかしら、大丈夫かしらと心配になる。
いや、そういう世界の人としてちゃんとやってるじゃん、と自分に言い聞かせる。
その点、神経が太そうな○○氏は水があっているのだろう。
☆☆
だけど、仮にあの人がやり手だとしても、いくら発想が大きくても、つまんねえな、ってところ。
私は無視することにした。
あの人はかなりヤバい人種のようです。
そのわりに、やることがセコイ(らしい)。
聞きたくもなかったが、聞いてしまったのだから、しかたない。
協力する気が失せた。
関わりをもちたくない。
☆☆
信長のクリスマス、いずれあなたがやれって暗示ですよ。
書くなり、詠むなり、映画にするなり。
ハリウッドと組まなくてもいいのだし、あえて事を難しくせず、できるだけシンプルにやってよ。
よけいな苦労はしてほしくない。
☆☆
○○書房の本、まだ出来上がってきませんか?
あそこは本当にやることがスローです。
私のも、2冊ほど止まったまま。
とっくにオーケー出てるのに、その先に行かないの。
ほかのライターさんのもそのようだから、こちらが悪いわけじゃないらしい。
現に、私には次の仕事のオファーがあって、来年まで待ってもらっている。
「それでいい」と言うのだから、のんきな会社だ。
こちらも気長につきあうしかない。
☆☆
出版点数が多い会社って、次々と仕事が出てくるのはよいが、忘れた頃に出版されるというデメリットもあるのよね。
それさえ我慢できるなら、あなたにも休む間もなく仕事が流れるようにしたい。
だから、本が送られてきたら即、私に届けてください。
☆☆
大学の図書館通いとレポート作成、やっと一段落ついた。
あなたの助けもあって何とか政治学をクリアし、一般教養課程を修了したばかりです。
☆☆
そうして専門課程に進んだわけだが、今度は国文学古典のあれこれで頭の中ゴチャゴチャ。
レポート7本、仕事よりも難しかった。
☆☆
このあとは論述式の試験があり、さらに来年は外国文学のあれやこれやも待っている。
卒業まであと3つ4つ山を越えないといけない。
4年制のところが8年かかるよ。
☆☆
それはさておき、年内は自分の原稿に集中するんだ。
ギリギリ追いつめられた気分で、ちょっと苦しい。
☆☆
自分の本を出すのは長年の夢だったはずが、かつて想像していた気分とはだいぶ違う。
これは仕事なのだ、という意識が強い。
仕事以上に重要な意味もあるが、それは私自身がどれだけ自分の殻を破れるかってことだね。
☆☆
己の心により奥深く潜入すること。
そしてぶっちぎりに面白いもの書けるようになっていくことに意味がある。
☆☆
限界突破の醍醐味あるも、浮かれ気分は起こらない。
ほぼ無心。
一生懸命やるから私にすごい原稿書かせてください、と念じるばかり。