●12月の別名・異称・愛称
12月の別名は「師走(しわす)」です。
禅師のような落ち着いた人物も走り出すほど忙しい時季、という意味です。
極月(ごくげつ)
と呼ぶこともあり、これは1年の最後の月という意味です。
同じく、1年の最後の月という意味で、次のように呼ばれることもあります。
窮月(きゅうげつ)
臘月(ろうげつ)
臈月(ろうげつ)
除月(じょげつ)
そしてさらに──
小歳(しょうさい)
暮歳(ぼさい)
暮節(ぼせつ)
凋年(ちょうねん)
窮紀(きゅうき)
窮稔(きゅうじん)
と呼ぶこともあり、これは「年末」という意味です。
氷月(ひげつ)
というのは、冬の最後の月という意味です。
そのほか──
残冬(ざんとう)
暮冬(ぼとう)
抄冬(しょうとう)
晩冬(ばんとう)
窮冬(きゅうとう)
冬索(とうさく)
梅初月(ばいしょげつ)
春待月(はるまちつき)
なども12月の別名で、やがて訪れ来たる春への期待がこめられています。
ちょっとかわったところで「親子月」(おやこづき)という呼び方もあります。